楽天は2月21日、同社のMVNO事業「楽天モバイル」の直営店「楽天モバイル仙台駅前店」をリニューアルオープンした。同店は米国のビーズソファー「Yogibo」(ヨギボー)とのコラボ店舗となる。従来のキャリアや他のMVNOと違った、楽天ならではの店舗戦略とはどのようなものだろうか。
見て、触れて、買って帰れる体験型ショップ
「楽天モバイル仙台駅前店」は、仙台駅西口からすぐの複合商業施設「EDEN」の1階に開店した。新店舗では通常通り楽天モバイルの契約が行えるが、店舗の奥半分が人気のビーズクッション「Yogibo」の展示スペースになっているのが特徴的。店内のスタッフにお願いすれば、実際にYogiboの各製品の座り心地を体験することもできる。携帯電話の契約では、事務処理の待ち時間が発生しがちだが、その待ち時間を体験の機会としてもらうわけだ。
さらに、Yogiboが気に入った人は、そのまま店内のタブレットを通じて楽天市場のYogiboショップから購入することもできる。仙台駅前店では、店に訪れた人には500円ぶん、楽天モバイルと契約した人には3000円ぶんの割引クーポン(併用は不可)をプレゼントしているので、これを利用すればお得に購入できる仕組みだ。