タムロン、フルサイズ対応の望遠ズームレンズ「70-210mm F/4」

タムロンは2月22日、フルサイズ一眼レフカメラに対応した望遠ズームレンズ「70-210mm F/4 Di VC USD」(Model A034)を発表した。ニコンFマウント用とキヤノンEFマウント用の2種類を用意する。希望小売価格はいずれも税別95,000円で、発売日はニコン用が4月2日、キヤノン用が4月26日。専用の三脚座(Model A034TM)は税別12,000円。

ズーム全域で開放F4固定となる望遠ズームレンズ「70-210mm F/4 Di VC USD」(Model A034)。近ごろのタムロン製レンズと同様に、上質なデザインを採用する

35mm判換算で70-210mm相当をカバーする望遠ズームレンズで、ズーム全域で開放F値はF4固定となるのが特徴。重量を約850g、全長を約174mmに抑え、開放F2.8の大口径タイプよりも持ち運びに便利な点をアピールする。レンズ内手ぶれ補正は4段分相当。

APS-Cセンサーを搭載する一眼レフカメラに装着した場合は109～326mm相当で撮影できる。別売の1.4倍テレコンバーター「TAMRON TELE CONVERTER 1.4x」(Model TC-X14)を装着すると98～294mm相当(APS-C機では152～456mm相当)、2倍テレコンバーター「TAMRON TELE CONVERTER 2.0x」(Model TC-X20)を装着すると140～420mm相当(APS-C機では217～651mm相当)となる。三脚座は別売。

ズームは、ズーミング時に全長が変化しないインナーズーム方式を採用する。最大撮影倍率はこのクラスの望遠ズームレンズでは最大級となる1:3.1、最短撮影距離はクラス最短の0.95mで、被写体に近づくことで小さな花なども大きく写せる。

主な仕様は以下の通り。