エアウィーヴはこのほど、「睡眠と寝具選びに関する調査」の結果を明らかにした。同調査は12月8日~13日、20~49歳の男女565名(女性285名、男性280名)を対象にインターネットで実施したもの。

  • 仕事中、眠たいと感じることはあリますか

    仕事中、眠たいと感じることはあリますか

一日の平均睡眠時間を尋ねたところ、最も多かったのは「6時間以上~7時間未満」(35.0%)だった。次いで「5時間~6時間未満」(23.9%)、「7時間~8時間未満」(20.0%)となっている。人によって理想的な睡眠時間は多少前後するものの、全体的に見ると「6時間以下」が38.1%を占めており、やや短い睡眠時間の人が相当数いることがわかった。

仕事中、眠たいと感じることはよくあるか聞くと、「よくある」または「ある」と回答したのは54.4%だった。仕事で十分にパフォーマンスを発揮できているという実感があるか尋ねると、「十分に発揮できている実感がある」と回答した人は、わずか29.3%だった。

普段、よく眠れているか尋ねたところ、37.9%が「よく眠れているとは思わない」と回答した。

  • 普段よく眠れていますか

    普段よく眠れていますか

睡眠において感じたこと(不満)があることを聞くと、41.2%が「眠っても体の疲れがとれない」、35.4%が「寝ている途中に目が覚めてしまう」、35.2%が「眠ってもスッキリしない」と答えた。睡眠中に寝苦しくて起きてしまった経験があるか聞くと、71.3%が「ある」と答えている。

  • 睡眠において感じたことがあること

    睡眠において感じたことがあること

現在使用している寝具への満足度をベッド派と布団派それぞれに尋ねたところ、それぞれ約3割が今の寝具に不満を抱えていることがわかった。具体的にベッドに対する不満を聞くと、「もっとふかふかな方がいい」「古くなってマットがへこんでいる」などの意見が寄せられた。

一方、布団に対する不満は「干してもすぐカビが生える」「ふわふわしていない」「薄い」「古くなり固くなってきたから」などだった。寝具にカビが生えたりダニが繁殖したりしたことがあるか聞くと、38.4%が「ある」と答えている。

  • 使用している寝具の満足度

    使用している寝具の満足度

今、使っている寝具を選んだ理由を聞いたところ、最も多い回答は「寝心地」(34.9%)、次いで「価格」(27.3%)、「スペースの問題」(24.8%)だった。「体のケアのため」という回答も3.7%見られた。

現在、プロのフィギュアスケーターとして活躍する浅田真央さんは、自身の睡眠時間について「選手のときの方が、逆に睡眠時間をしっかり取ることができていました」と振り返る。引退後は不規則な時間帯での仕事もあるが、できるだけ睡眠は8時間とれるようには心がけているという。

「一日の気分だったり、一日の肌の状態だったり、そういったものがすべて睡眠にかかっていると思う」と、睡眠の大切さを語る浅田さん。これからも毎日しっかりと睡眠をとって、いきいきとした日々を過ごせるようにしていきたいと話した。

  • 浅田真央さん

    浅田真央さん