パートナーエージェントは2月21日、「20代(当時)の仕事・恋愛・結婚」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2018年1月4~8日、有効回答は20~29歳、40~49歳の個人1,960人。
1カ月の交際費「1万円以上」の割合が減少
同調査では、現在の20代の仕事・恋愛・結婚に対する価値観と、現在40代の人が20代だった当時(以下、20年前の20代)の価値観を比較しながら、両者の間にどのような違いがあるのかを調べた。
プライベートより仕事の方が大切かどうか質問したところ、「プライベートより仕事」と答えた割合は、20年前の20代は25.2%となった一方、現在の20代は18.2%と7.0ポイント減少した。
また他人の年収や役職が「気になる」とした割合は、20年前の20代は29.9%だったのに対し、現在の20代は38.9%と9.0ポイント高かった。
1カ月の交際費について聞くと、20年前の20代は52.4%が「1万円以上」と回答。他方、現在の20代は35.3%にとどまり、「1万円以上」の割合は約2人に1人から約3人に1人に減少した。
恋愛に対する価値観について、「恋愛は面倒」と回答した現在の20代は24.5%で20年前の20代(17.3%)を上回った。
また、プライベートと恋人のどちらを優先したいか聞いてみたところ、「プライベートを優先したい」と答えた現在の20代は、20年前の20代と比較して10.8ポイント増の40.9%だった。
合コン参加経験については、「参加したことがない」と回答した現在の20代は53.7%にのぼり、20年前の20代(40.8%)を上回った。
現在の20代に日々、どんなことを優先して生活しているのか尋ねたところ、優先しているものトップ3は、1位「趣味(遊び)」(45.9%)、2位「仕事」(39.1%)、3位「睡眠」(33.2%)との順に。
反対に優先していないもの上位3位は、1位「運動」(30.0%)、2位「勉強(資格取得など)」(27.7%)、3位「恋愛(恋人)」(25.0%)となった。