智頭急行は20日、智頭線沿線の星空をラッピングしたイベント車両「あまつぼし」を3月18日から運行すると発表した。

  • 「あまつぼし」外観イメージ

昨年、地元の木材をふんだんに使用した内装へと一新されたHOT3521号車(HOT3500形)の外装に、自然豊かな智頭線沿線の澄みわたる夜空をデザイン。車体全体に広がる星の中にハート形の星を描き、写真映えや話題性をめざした。

「天空の港に集まる星」を意味する車両名「あまつぼし」は、公募で寄せられた334件の案の中から選んだ。天井の星のように多くの利用者に乗ってもらえるようにとの願いを込めている。

通常は普通列車として運行し、イベントで使用する際にはカラオケ設備や液晶モニター、テーブルなどの設置も可能。従来のイベント列車と同様、ビール列車や婚活列車などでの活用を想定しているという。