『モンスターハンター:ワールド』はPS4用ゲームということもあり、プレイヤーのほとんどがネットワークに接続しています。そのため、いつでも世界中のハンターたちと一緒に狩猟できますが、従来より大幅に仕様が変更されたため、「仕様がわかりづらい」という声も多く耳にしました。
そこでこの記事では、『モンスターハンター:ワールド』のネットワークプレイをより楽しむために、簡易マニュアルをお届けしようと思います。
ゲームを起動する前から、フレンドの集会エリアを探せる
PS4の電源を入れると表示される「PlayStation(R)ダイナミックメニュー」では、フレンドが何のゲームをプレイしているかがわかります。 フレンドの集会エリアに合流する場合には、ゲーム起動前にここから選んでもいいでしょう。
上の写真は、『モンスターハンター:ワールド』プレイ中のフレンドだけを表示させたところ。人型アイコンの右側にある「1/16」とは、最大で16人が集まれる集会エリアに一人でいます、という意味。その右にある「経過時間」は、その名の通り、集会エリアを作ってから現在までの経過時間を示しています。 ちなみに、人型アイコンの右にある数字が「1」とだけなっている人は集会エリアにいないため、合流できません。
ただし、フレンドが集会エリアにいても、この方法で合流できないケースが2つあります。
このように、相手が「プライベート設定の集会エリア」または「サークル専用集会エリア」にいる場合には、フレンドであっても参加できません。
この2つの設定については、後に詳しく説明します。
最初に選ぶ、3つのメニューはどれにする?
ゲームの起動した後、セーブデータを選んだ後に選ぶことになる、3つのメニュー。それぞれについて説明していきます。
1)他人の集会エリアを探す
自分のフレンド以外も含む、オンラインプレイ中の誰かがプレイしている集会エリアを探すためのメニュー。
2)自分で集会エリアを作る
自分が集会エリアのリーダーとなり、新しいエリアを作るためのメニュー。一人でじっくり遊びたい時に使うメニューですが、他のハンターに参加してもらうこともできます。その時、「プライベート設定」を「あり」にしたままだと、検索でこの部屋を見つけた人が入ろうとしても「対象プレイヤーがプライベート設定の集会エリアにいます」というエラー表示になり、入れません。これはフレンドにも適用されます。 他者をこの集会エリアへ入れるためには、OPTIONS>コミュニケーション>フレンドを招待する、を選んでフレンドを招き入れるか、集会エリア番号を伝えて、相手に入力してもらわなければなりません。
「誰かフレンドが入って来ないかな?」という待機状態にしたい時は、「プライベート設定」を「なし」にしましょう。もちろん、フレンドであっても入ってきてほしくない場合には、意識的に「あり」で集会エリアを作るのもアリ。
ちなみに、集会エリアを作る時の設定は最後に作った時の設定が残っていますので、間違ってプライベート設定「あり」で設定した場合、永遠にフレンドが入室できない集会エリアを作り続けることに……。
<招待する側の画面>
<招待された側の画面>
3)所属サークルから探す
1つ以上のサークルに加入済みだった場合、加入しているサークルのうちの1つを選んで集会エリアに参加できるメニュー。そのサークルで誰かプレイ中ならば、その集会エリアへ。誰もいなければ、自分がそのサークルの集会エリアを作ることになります。
サークル設定をした集会エリアは、そのサークルに所属していない人は入って来られないという意味では、「プライベート設定(あり)」に近いイメージです。ただし、「プライベート設定(あり)」はフレンドであっても招待するか、あるいは集会エリア番号を入力してもらわないと集会エリアへ招き入れられないのに対して、同じサークルに所属しているメンバーは自由にサークルへ入ってくることができます。
つまり、サークルとは「いつでも気軽に入って来てね」という間柄の相手を招待しておくのがお勧めです。
サークルは最大で8つまで加入できますので、自分で作ったサークルのほかにも、知人が作ったサークルにも平行していくつか参加しておくと、用途別に使い分けられます。
1クエストだけの、割り切った遊び方
『モンスターハンター:ワールド』には、「救難信号」というシステムがあります。これは、クエスト中に「誰か助けに来てくれ」というアピールをするものです。
これは、助けに行く側から見れば「集会エリアに行くのではなく、1クエストだけのお付き合い」としてクエストに参加できるシステム。クエストボードで「救難信号の検索」を選び、自分が参加したいクエストの条件を設定すれば、現在発信されている救難信号を検索できます。
例えば「ネルギガンテの角が1本だけ欲しい」という場合、ネルギガンテのクエストで救難信号を出している人を選び、参加することで一緒に狩猟を行い、素材を手に入れるという使い道もできます。
そのほか、1クエストを終了すればパーティは解散されるため、他人の集会エリアに入っていって「こいつ誰?」という目線を向けられるのが怖い……といったシャイなハンターさんにもお勧めです。
他の集会エリアへは、クエストボードから移動
他人の集会エリアに入ったり、自分の集会エリアを作ったり、サークルの集会エリアへ行く……という選択ができるのは、セーブデータ選択後だけではありません。ゲームのプレイ中でも、クエストボードから同じ操作が行えます。
と、いうわけでまとめ
ここまで、比較的駆け足で『モンスターハンター:ワールド』の集会エリアについて説明してきました。一つひとつの意味はわかったかもしれませんが、「じゃあ、こういう時はどうすればいいの?」という疑問を持っている人もいるはず。 そこで本記事の最後に、用途別の集会エリア使いこなしチャートを掲載します。画像だけでも保存しておくと便利ですよ!
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