近畿日本鉄道は3月21日から、観光特急「しまかぜ」の運転開始5周年キャンペーンを実施する。記念のイベントやツアーの実施、グッズ販売などを予定している。

  • 観光特急「しまかぜ」

  • 「しまかぜ」運転開始5周年記念ロゴマーク

記念イベントはキャンペーン初日の3月21日に開催。賢島駅コンコースと周辺を会場に11~15時に開催され、「しまかぜ」3編成を並べての記念セレモニーや志摩市によるおもてなし、記念グッズなどの発売会を実施する。鉄道ファンとして知られるフリーアナウンサーの久野知美さん、ホリプロマネージャー南田裕介氏がゲストとして出演する。

近鉄名古屋駅から「あおぞら II」に乗って記念イベントに行くツアーも企画された。南田氏も「あおぞら II」に同乗し、車内でグリーティングを行う。旅行代金は大人5,730円・こども4,750円。代金には記念品代(参加証明書・ツアー特製バッジ)、三重県唯一の駅弁製造販売店「あら竹」によるオリジナル掛け紙付き弁当代が含まれる。 「しまかぜ運転開始5周年記念イベント in 賢島 参加ツアー」と題し、参加者120名を募集する。

賢島発の「しまかぜ」カフェ車両では、記念メニュー「伊勢志摩の宝箱」(1,800円)を期間・数量限定で発売。志摩観光ホテル総料理長、樋口宏江氏が志摩産の食材を中心に三重県各地の食材を使用して仕上げた。大阪難波行・京都行・近鉄名古屋行の各列車にて、1列車あたり10食限定で販売する。

パスケースやクリアファイル、マフラータオルなどの記念グッズや記念入場券セットも3月21日から販売される。いずれも数量限定で、グッズはイベント会場または「しまかぜ」車内での販売となる。