二十歳を過ぎてもニート生活を続けるどうしようもない6つ子の日常を描いたTVアニメ『おそ松さん』。その作品を舞台化した『おそ松さん on STAGE~SIX MEN'S SHOW TIME』は、全公演満員御礼の大ヒットを記録。2018年2月23日~26日に大阪で、2018年3月1日~11日に東京にて第2弾の舞台が上演されることが決定している。
マイナビニュースでは第2弾の上演を記念し、おそ松役の高崎翔太とおそ松のイケメンverであるF6/おそ松役の井澤勇貴にインタビューを敢行。第1弾の反響や今回の見どころなどについて伺った。
――今回の舞台でそれぞれが演じられている役どころについて教えてください。
高崎 おそ松は童貞ニートで、どうしようもない奴です。一方で口には出さないですが、実は兄弟愛が強くて時には長男としてのリーダーシップも発揮するという愛くるしいキャラクターですね。
井澤 僕が演じているのは、そんなニートでどうしようもないおそ松のイケメンverとして描かれているルックスが良くてお金持ち、スタイルも完璧で何でもこなせる"F6/おそ松"です。
――第1弾でも同じ役で舞台に立っているお二人ですが、お互いにどのような印象を持たれていますか?
高崎 勇貴くんはマジでカッコいいんですよ。まず顔が男前。江戸とロンドンのハーフと僕は勝手に呼んでいます(笑)。性格は真面目で、言ったことは守るという律儀な面がありつつ、たまにみせる子供らしい一面も魅力的です。トランプに負けると怒るんですよ。
井澤 怒っちゃうんですよね(笑)。
――トランプではどんなゲームを?
井澤 ウノのような形のゲームにオリジナルルールを加えたもので遊んでいました。
高崎 第1弾のときからそれぞれの6つ子たちでお弁当の片づけや買い出しなど、色々なことを賭けて勝負しているんですよ。
――楽屋は和気あいあいとしていそうですね。
高崎 待ち時間も稽古中もとにかく楽しいですね。苦じゃない。
井澤 始まってから終わるまでずっと楽しいよね。
――その雰囲気が舞台にもそのまま表れているような気がします。井澤さんは高崎さんに対してどのような印象を持たれていますか?
井澤 翔太くんとは3、4年前に一度舞台でご一緒させていただいているのですが、その時は自分のことで精いっぱいで……。ほとんど会話した記憶がないんです。ただ、今回改めて一緒の作品に出て感じたのは、この作品の座長になるべくしてなった人だなということです。
高崎 これ、悪口ですよ(笑)。
井澤 違う、違う! 舞台『おそ松さん』ってシリアスになったり、伏線があったりして深く考えるような世界観の作品ではないと思うんです。極論、楽しければいい。翔太くんは稽古でも本番でもずっと明るくて、暗くなることがないんですよ。6つ子の長男として弟たちもその明るさに魅かれているんじゃないかな。狙ってできることではないですし、尊敬しますね。
高崎 ありがとう!
――まさにこの作品の座長といった感じですね。
井澤 笑いがたくさん詰まった本作の座長として、翔太くんは本当に相応しいです。
――そんな井澤さんもF6の中では長男、いわば座長のような立場かと思います。
井澤 僕はF6の中では一番年下で、舞台に上がった数も飛びぬけて多いわけではありません。ダンスは小学3年生の頃からやっているので、教えることもありますが……。基本は引っ張っていくというよりも他のメンバーにサポートしてもらっている気がします。
――高崎さんとは違う形でF6を引っ張っているんですね。第1弾の舞台は大好評でしたね。周りからの反響はいかがでしたか?
高崎 ファンの方が喜んでくれたのはもちろんですが、役者仲間が「すごく面白かった」「羨ましかった」って言ってくれたのが、同じ役者として嬉しかったですね。また、「さん」か「くん」の違いはあれど、『おそ松』はおじいちゃん・おばあちゃん世代も知っている作品です。だから、おじいちゃん・おばあちゃんからも「おそ松をやるんだ」って言ってもらえたのが嬉しかったですね。
井澤 家族が見に来てくれて、「わが子を見るより何より、とにかく楽しめた舞台だった」と言ってくれたんです。それが、作品が褒められている気がして嬉しかったですね。あとは僕も役者仲間が見に来てくれたのですが、まだまだ僕が舞台おそ松さんに出演していたのを知らない人も多くて「やっていたの? 次は見に行きたい」と言われることがあって。
高崎 まだまだだ。伸びしろがありますね(笑)。
――ですね(笑)。先ほど『おそ松くん』や『おそ松さん』の話が出ましたが、お二人はアニメ・マンガをよく見られますか?
高崎 マンガをめちゃくちゃ読みます。
井澤 僕もよく読みますね。
高崎 本なら一生読んでいられる気がします。将来の夢は家をマンガ喫茶みたいにすることです。
井澤 通路にマンガの棚を置くとか?
高崎 そう。それから、ベッドを置いたり、ドリンクバーを置いたりして。
――かなりお好きなんですね! 今、パッと思い浮かぶ「これ!」という一冊は?
井澤 一冊しかない!『ドラゴンボール』です。
高崎 僕は『スラムダンク』。連載中のマンガだと『3月のライオン』や『キングダム』かな。『3月のライオン』は役者が読むべき!
――その心は?
高崎 あの作品では幅広い年齢の方々が活躍していますが、それは役者も同じだと思うんです。同じ業界でも一人ひとり、年齢も経験も違って別々の人生があるというのが役者と通ずると感じました。あとは最近アイドル作品の舞台をやっていたので、その反動で病んでいる作品にもハマっています(笑)。
井澤 その路線なら僕は『善悪の屑』『外道の歌』かな。
高崎 わかる。映画化したいんだよね。
井澤 絶対に演じたい! あとは『サエイズム』。この作品はさえない女子高生がいて、虐められているんですよ。その子を完璧なマドンナが助けるのですが……。
高崎 ちょっと待って! 読みたいからオチを言わないで!
井澤 わかった、わかった(笑)。
――かなり白熱したマンガトークありがとうございます(笑)。そんなマンガを読むことは演技にも役立っていますか?
井澤 表情など、活かされていることは多いですね。
高崎 舞台では、「ここのセリフはマンガの見開きドン!ってコマみたいな感じ」とか、「2ページ使っている風にしたい」とか……そういうことを思い浮かべながら演じることがありますね。
井澤 めっっっっっちゃ分かる。
高崎 特に、いわゆるマンガ原作の2.5次元舞台はそれのオンパレードかな。
井澤 マンガは声優さんの声が当てられていないから、読みながらセリフの言い方も想像するもんね。
――お二人のマンガ事情・また演技についてもお話いただきありがとうございました。最後にパワーアップして帰ってきた舞台『おそ松さん』第2弾の魅力・注目ポイントを教えてください。
高崎 第2弾となる今回は前回よりもサプライズ感が強いと思います。正直、僕自身も驚いてしまう部分があります(笑)。今回は闇鍋感がすごく強いと思いますよ。
――や、闇鍋……。
高崎 正直、苦手なものも入っているかもしれません。でも必ず皆さんの好きなものが1つ以上は入っているはずです。皆さんにはそういう闇鍋のような作品の目撃者になってもらえると嬉しいですね。
井澤 いい意味でこれほど奇想天外な舞台は滅多にないと思いますね。また、「今何が起きたのか」と、いい意味でサプライズが多い作品でもあるような気がしています。サプライズだらけで、アトラクションに乗っているみたいな楽しみ方ができる作品ですのでぜひ見に来ていただきたいですね。僕自身も楽しみです。
高崎 ただ、自分たちは楽しんでいるのですが、、プレッシャーもあるんです。これで面白くなかったら、ただの悪ふざけになっちゃう。紙一重なので、そういう意味では集中して舞台に臨みたいです。
▼舞台「おそ松さん on STAGE~SIX MEN'S SHOW TIME 2~」開催情報
【大阪公演】
日程:2018年2月23日~26日
場所:梅田芸術劇場 メインホール
【東京公演】
日程:2018年3月1日~11日
場所:TOKYO DOME CITY HALL
舞台「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME 2~」千秋楽ライブビューイング
日程:2018年3月11日16:55~上映開始
映画館でしか観れない出演キャストによる、ライブビューイング会場限定映像&特典決定
来場者特典は、キービジュアルを使用した6つ子とF6の姿が交互に見えるチェンジングポストカード
※実施劇場などの情報はオフィシャルHPやTwitterを参照
●高崎翔太、井澤勇貴サイン入りチェキプレゼント
応募要項
■応募期間:2018年2月18日から2018年2月25日まで
■内容:高崎翔太、井澤勇貴サイン入りチェキ
■当選人数:2名様
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(C)赤塚不二夫/「おそ松さん」on STAGE製作委員会2018