平昌五輪・フィギュアスケート男子で2大会連続金メダルを獲得した羽生結弦が17日、TBS系ニュース番組『新・情報7daysニュースキャスター』(毎週土曜22:00~)に生出演。連覇を達成した喜び、ファンへの感謝の思いなどを語った。
羽生は、銀メダルを獲得した宇野昌磨と共に出演。「この連覇、金メダルにいろんな思いをかけてきたので、それが成就してよかったなと素直にホッとして喜んでいます」と心境を語り、足の痛みを聞かれると「痛み止めを飲みながらという形。痛み止めの注射もやりたかったんですけど打てない場所で、本当につらい状況でしたけどなんとかこの試合はもってくれたので、感謝の気持ちでいっぱいです」と明かした。
また、怖さはあったか聞かれると、「怖さはなかったです。不安とかはちょっとありましたけど」と返答。「ただ、2カ月間滑れなかっただけで僕の今までのスケート人生が何か変わってしまうわけではないですし、積んできたものがあると信じて滑っていました」と話した。
その後、安住紳一郎アナウンサーが、視聴者から寄せられた質問をまとめたパネルを見ながら羽生に質問。「お酒を飲んで遊んだりするんですか?」という質問には、安住が振る前に羽生は「お酒は飲めません」と答えた。
色気がダダ漏れしているという声に対しては、羽生は「漏れてないです。全然漏れてないです。色気とかそういうの興味がないので。ただひたすら演技をしているだけです」と否定。次に「お嫁さんはどうするんですか」という質問があったが、安住アナが「ほかの質問もありますけど見るだけにしてください」と飛ばし、羽生は爆笑していた。
また、大量にもらったプーさんについて、地元に寄付するだけでなく「少しずつ自分で持っていったりもしています」と説明。「気持ちは全部受け取っていますし、何よりも圧倒的な数ってすごいって思う。自分が挨拶してるときに投げ込みがあったりする。自分だけしか見られない光景なので、素晴らしいものだなといつも感謝の気持ちでいっぱいです」とファンに感謝した。
さらに、3連覇について聞かれると、「全然考えてないです」と答え、「オリンピックに出られるか出られないかよりも、来シーズン、今シーズンも含めて滑れるかどうかわからない状態なので、この右足をまず治してスケートに向かえるようにしていきたいと思っています」と今後について語った。