アイドルグループ・ジャニーズWESTの重岡大毅と神山智洋が、動画配信サービス・Netflixオリジナルドラマ『宇宙(そら)を駆けるよだか』(2018年配信 全6話)でW主演を務めることが18日、わかった。他、清原果耶、富田望生が出演する。
同作は『このマンガがすごい!2016』(宝島社)オンナ編にて第5位にランクインした、漫画家・川端志季の同名コミックを実写化。幼馴染みである公史郎から告白され、つき合うことになったあゆみ(清原)は、初デートの日、醜い容姿のクラスメイト・然子(富田)と体が入れ替わってしまう。2人の入れ替わりに気づいてくれた火賀に支えられ、元に戻る方法を探す。
重岡演じる火賀はクラス一の人気者で、あゆみに想いを寄せる。また、神山は秀才でスポーツ万能なイケメン・水本公史郎を演じる。2人は、2017年10月より全世界独占配信中の『炎の転校生REBORN』にもグループで主演しており、Netflixオリジナル作品への出演は今回が2回目となる。
「実写化は想像もしていなかったのでひたすら驚いておりました」という原作の川端は、「明るい火賀とミステリアスな水本、ストーリーの中では対極に居ながら強い絆で繋がっている二人を、重岡さん、神山さんに演じていただけることはとても嬉しく思います」と語る。「火賀が関西弁のようで! 作品が纏う雰囲気がとても鮮やかになりそうで、そちらも楽しみにしております」と期待を寄せた。
西坂瑞城プロデューサーは「実写ドラマ化に向けて2年かかりました」と裏側を明かす。2月初旬にクランクインし、現在撮影中となるが「重岡さんは熱さと、人を虜にする明るさを。神山さんはクールさと、謎めいた落ち着きを。清原さんは弾ける笑顔を封印し、悩み愛されたい叫びを。富田さんは体当たりで、生き抜くという強い意志を。4人が支え戦い笑いながら、息吹がキャラクターに吹き込まれています」と報告した。
天真爛漫なあゆみと、入れ替わった後の然子を演じる清原は「自分の醜い容姿に対するコンプレックスや周囲への強い嫉妬心をとことん表現したいと思っていますし、物語が進むに連れて然子がどう成長していくのか、楽しみにして頂きたいです」と意気込む。富田も同様に「果耶ちゃんの喋り方や仕草を見ながら、中身があゆみである海根然子を大切に演じることを心掛けています」と役作りについて語った。
重岡大毅コメント
「炎の転校生REBORN」に続いて、Netflixのドラマに出られることは、すごく光栄です。
しかも、いつも一緒にいる神山君との共演と聞いて、驚くとともに、とても嬉しかったです。クラス一の人気者の火賀役を演じますが、自分も高校時代に、いつもムードメーカーになりたいと思っていたのですが、残念なことにスベリまくっていました。こんな風になりたいと思っていた高校生役なので、自分の青春時代を取り戻すつもりで演じたいと思います。
神山智洋コメント
またNetflixのドラマに出られて嬉しいです。しかも映像で二枚目の役を演じるのは、これが初めて!
前回の「炎の転校生REBORN」では、ふざけてやり過ぎてもいい役だったんですが、今回はその真逆で、感情をあまり表に出さないクールな役です。重岡君が演じる熱いキャラと、自分が演じるクールなキャラのギャップを、うまく出していければなと思っています。
(C)川端志季/集英社 (C)「宇宙を駆けるよだか」製作委員会