妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」は、「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2018」を発表。全国の0歳から1歳6カ月の赤ちゃんのいるママ約2,000人に、使ってよかったと思う出産準備・育児グッズを聞き、ランキングにまとめた。
まず、ベビーカー部門(生後1カ月から使えるタイプ)では、コンビの「メチャカルシリーズ」がランクイン。傾向としては、軽量&コンパクトなものが上位に入っていて、ママ1人で扱える軽さのものや、多機能な国産メーカーが人気となっている。
また抱っこひも部門では、ダッドウェイの「エルゴベビー ベビーキャリア シリーズ」がトップとなった。デザイン性よりも「使う人への体への負担の少なさ」で選ぶママが圧倒的で、肩・腰ベルトがしっかりしていることがポイントになっているという。
次いでチャイルドシート部門で1位となったのは、コンビの「クルムーヴ シリーズ」。コンパクト設計の回転式が根強い人気で、高価格でも安全性・利便性を重視する傾向にあるそうだ。
紙おむつ部門は、P&Gの「パンパース さらさらケア」が最も支持を得た。各メーカーが近年発売した高機能高価格帯のプレミアムおむつがランキング上位に入っていて、吸水性や通気性にとどまらず、"ワンランク上"の赤ちゃんの肌にいい素材に注目が集まっている。
肌着・ウエアは、コスパブランドのなかでも、手頃な値段でかわいいデザインが豊富な「しまむら」「西松屋」「ユニクロ」が人気だった。
その他の商品の1位は以下の表の通りとなっている。
「たまひよ」を運営するベネッセコーポレーションによれば、出産時の育児グッズに15万円以上、30万円以上かける人が増加しており、ベビーカーや抱っこひもはデザインよりも機能重視、肌着やベビー・マタニティ服などはデザインやコストパフォーマンスを重視するなど、グッズごとに費用のかけ方を変える傾向にあるという。
SNSの普及で情報共有がしやすくなっていることもあり、「今後さらにグッズ選びの目は厳しくなっていくと思われます」とコメントしている。