JR西日本と阪急交通社は16日、「500 TYPE EVA」車両の運行終了を記念した最後の完全貸切ツアーを発売すると発表した。2月19日に発売され、4月6日に新大阪駅8時11分発・博多駅11時39分着(予定)で運行される。
「500 TYPE EVA」車両(500系8両編成、定員489名)は2015年11月から運行開始し、今年5月13日をもって運行終了する予定。最後の完全貸切ツアーは阪急交通社が企画・実施する旅行商品として発売され、新大阪駅から博多駅まで片道運行する日帰りツアーとなる。計4つ(A~D)のプランが用意され、「実物大コックピット搭乗体験」が可能なAプランは40名限定、「EVA特別内装車」に乗車できるBプランは60名限定とされている。他に1人参加でも家族でも楽しめる多彩なプランを発売するという。
おもな旅行代金は、Aプランの新大阪発・博多日帰りが大人1名あたり2万1,000円、Bプランの新大阪発・博多日帰りが大人1名あたり1万6,500円など。今回のツアーの乗降駅は「新大阪・新神戸・姫路・岡山・広島~小倉・博多」とされており、復路は新幹線の定期列車に乗車可能。参加者全員に「500 TYPE EVA オリジナルNゲージ」(非売品)も付く。ツアーの詳細は阪急交通社の専用ページにて確認できる。