JR東日本八王子支社は15日から、特急「かいじ」運行開始30周年を記念した「春の山梨キャンペーン ~ 週末は山梨にいます。~」を実施している。ラッピング電車や広告媒体で山梨県の春の観光の魅力やイベント情報を発信し、特別企画商品の発売なども行う。

  • キャンペーンの一環で、3月3日に立川駅でE353系展示会も行われる

キャンペーン期間中、春の山梨を代表する富士山・桃の花・フルーツ・昇仙峡などの魅力的な写真を使用した宣伝展開を実施。2月15日から首都圏の主要駅でキャンペーンポスターとガイドブックの掲出を順次開始したほか、大型デジタルサイネージでも3月6日から春の山梨の魅力を放映する。3月4日からは、東京~高尾間を運行する中央線快速の外観に山梨の魅力を表現した車体広告を掲出し、ラッピング電車として運行する。

3月3日には、特急「スーパーあずさ」として昨年デビューした新型車両E353系の展示会を立川駅で開催。2番線ホームに停車中の列車を見学用に公開するほか、山梨の観光PRやE353系クイズ、子供用駅長制服での撮影会などのイベントを実施する。見学時間は11時30分から14時までとなっている。

インターネット限定のお得なきっぷ「お先にトクだ値スペシャル」とびゅう旅行商品の発売も決定。「お先にトクだ値スペシャル」は「えきねっと」会員限定で運賃・料金が約50%割引になるきっぷ。特急「かいじ」の東京・四ツ谷・新宿~甲府・竜王間に設定され、通常価格(乗車券と普通車指定席料金の合計)より2,070円お得に利用できる。利用期間は4月21~27日・5月21~27日・6月1~30日。乗車日1カ月前の10時から乗車日20日前の深夜1時40分まで購入可能。列車・席数限定のため、利用の際は確認が必要となる。

びゅう旅行商品は「特急かいじ号30周年記念 189系で行く甲府の旅」の名称で発売。新宿~甲府間を往路は189系M51編成(国鉄色)、復路は189系M52編成(グレードアップあずさ色)で運転する日帰り商品で、出発日は3月25日。

当日は往路の初狩駅でスイッチバック体験、甲府駅と八王子駅で189系の鉄道グッズ販売会を実施する。オリジナル掛け紙付記念弁当とお茶付きで大人8,900円・こども6,000円。申込みははがきにて受け付ける。定員300名で、申込み多数の場合は抽選となる。