ファーウェイ・ジャパンの「HUAWEI nova 2」(HWV31、以下、nova 2)は、同社としては初めてとなるau向けスマートフォン。最近のファーウェイ製スマホとしては珍しく、キャリアから購入できるため、SIMフリースマホに慣れてないキャリアのユーザーでも選びやすいのがメリットです。
端末代金も32,400円と手ごろ。シンプルな機能とデザインながら、ファーウェイ端末らしい安定した作りで、幅広いユーザーにおすすめできるスマートフォンに仕上がっています。
まず、HUAWEI nova 2(以下、nova 2)のスペックを見てみましょう。本体サイズは約69(幅)×142(高さ)×6.9(厚さ)mm、重さは約143g。似たサイズのiPhone Xが70.9(幅)×143.6(高さ)×7.7(厚さ)mm、174gですから、全体的に小ぶりで軽くなっています。
このサイズ感はグッド。片手でも持ちやすく、操作しやすいサイズです。すべての操作を片手でしやすいとはいえませんが、女性でも楽に扱えるサイズではないでしょうか。
IPS方式の液晶ディスプレイは、サイズが5.0インチ、解像度が1,920×1,080ドットのフルHDです。より大画面、より高解像度の端末もたくさんありますが、nova 2のディスプレイでも日常的な使い方で困ることはまずありません。
本体メモリは4GB、ストレージ容量は64GBというのも十分。ミドルレンジのSoCであるKirin 659のパフォーマンスも問題なく、3万円台という価格で考えれば、コストパフォーマンスはとても優秀です。ベンチマークテストの結果はスペック相当ですが、パフォーマンスが気になるというシーンはそれほど多くはないはず。