カシオ計算機は2月15日、2種類のグランドピアノ音色を内蔵する電子ピアノ「AP-470」を発表した。ブラックウッド調、オークウッド調、ホワイトウッド調の3種類を用意。2月22日より発売する(ホワイトウッド調は3月上旬)。価格はオープン、推定市場価格は105,000円前後(税別)の見込み。

  • カシオ、電子ピアノ、CELVIANO、AP-470

    CELVIANO AP-470BK(ブラックウッド調)

キャビネットスタイルを採用する電子ピアノ「CELVIANO(セルヴィアーノ)」の新製品。打鍵の強弱による音量/音色の変化に加え、音の時間的な変化を表現する「マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源」を搭載。発音から美しく伸び、消音するまでの音の変化を、境目なく滑らかに表現する。鍵盤から指を離す速さに応じて、余韻の長さもコントロール可能。

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    AP-470BN(オークウッド調)

  • カシオ、電子ピアノ、CELVIANO、AP-470

    AP-470WE(ホワイトウッド調)

鍵盤は「3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤II」で、優れた同音連打性を備え、鍵盤のタッチレスポンスも選べる。ダンパーペダルは連続可変式となっており、繊細なペダリング操作が行える。本体上部の天板は開閉式なので、音響変化や音の広がりを感じながらの演奏を楽しめる。

音色はグランドピアノ2種類(Concert、Mellow、Bright、Modernピアノ、Rockピアノ、Jazzピアノ)と、エレクトリックピアノ、ハープシコード、ビブラフォン、ストリングス、パイプオルガン、ジャズオルガン、エレクトリックオルガン、ベースなどを収録。

弾いた鍵盤による共鳴音の違いを表現する「ストリングレゾナンス」、ピアノ音色ごとの特長に合わせて発音のタイミングを最適化した「ハンマーレスポンス」、奥行きある美しい共鳴音が楽しめる「ダンパーレゾナンス」など、演奏を豊かにする機能も多数搭載している。

音質補正機能は、ボリューム設定に合わせて聴きやすい音質に自動調整する「ボリュームシンクイコライザー」、ヘッドホン使用時に音の広がり感を最適化する「ヘッドホンモード」。専用アプリ「Chordana Play(コーダナプレイ) for Piano」を使うことで、音色の切り替えやレゾナンスの調整などがアプリ上から行えるようになった。

オーディオ録音/再生機能は、1曲最大25分までで最大99曲まで。収録曲数は、コンサートプレイ10曲、ミュージックライブラリー60曲。パートを選択してのレッスン機能も搭載。スピーカーは、12cm×2基+4cm×2基を内蔵し出力は20W+20W。端子類は、ヘッドホン/アウトプット共用×2基、USBなど。本体サイズはW1,417D427×H861mm、重量は43.4kg。