エプソンが2017年9月に発売した「TRUME(トゥルーム)」は、多くのデジタル技術によって充実した機能を実装した高級アナログウオッチだ。発表当時、「エプソンが高級時計に参入」と話題になった。それから着実に認知度は高まっているようだが、2018年2月15日、TRUMEの新ラインナップが発売される。

TRUME M Collection

  • エプソン、TRUME

    TRUME M Collection(TR-MB7005)のイメージ

初代および現行モデル「L Collection」から、GPSやみちびき衛星による正確な時刻取得、高度・気圧・方位の計測、現在地から起点までの距離と方角を示すウェイポイント機能などを受け継いだ「M Collection」。多機能性を前面に出したデザインのL Collectionと比べて、より「時計らしさ」を意識したデザインを採用したという。視認性を重視し、針のデザインや、文字板とベゼルのフォントといった部分にこだわりを見せる。

  • エプソン、TRUME

    TR-MB7003

  • エプソン、TRUME

    TR-MB7004

  • エプソン、TRUME

    TR-MB7005

デザインのイメージとなったのは、「マリン」「ヨット」といった海洋だ。澄んだ海のブルー、ヨットの伝統的なテーマカラーのエンジによって、全体のカラーリングをまとめている。なお、M Collectionはダイバーズウオッチではない。

  • エプソン、TRUME
  • エプソン、TRUME
  • エプソン、TRUME
  • TR-MB7005

ラインナップと税別価格は、チタンバンドのTR-MB7003(シルバー)が240,000円、チタンバンドのTR-MB7004(ブラック)が250,000円。レザーバンドのTR-MB7005が240,000円だ。TR-MB7005には、付け替え用のナイロンバンドが付属する。

共通の仕様として、ケース素材がチタン、ベゼル素材がセラミック、風防がサファイアガラス、防水性能が10気圧。サイズは縦57.2mm×横45.9mm×厚さ15.5mm。

TRUME C Collection

  • エプソン、TRUME

    TRUME C Collection(TR-MB5003)のイメージ

TRUMEとして初めて、ステンレススチールケースとバンドを採用したコレクション。チタン素材の別コレクションと比較して、低価格化を図っている。イメージとしては「都会のシーン」を意識しており、「CITY」からインスピレーションを得たというモノトーン基調のカラーリングが特徴で、ビジネスシーンにも違和感なくなじむ。

  • エプソン、TRUME

    TR-MB5001

  • エプソン、TRUME

    TR-MB5002

ラインナップと税別価格は、シルバーのTR-MB5001が175,000円、ブラックのTR-MB5002が185,000円、200本限定のTR-MB5003が185,000円。TR-MB5003はシルバーのステンレススチールバンドだが、付け替え用のブラックレザーバンドが同梱される(取り扱い販売店でのバンド交換)。

  • エプソン、TRUME
  • エプソン、TRUME
  • 200本限定のTR-MB5003

共通の仕様として、ケース素材がステンレススチール、ベゼル素材がセラミック、風防がサファイアガラス、防水性能が10気圧。サイズは縦57.2mm×横45.9mm×厚さ15.5mm。搭載するセンサー類は、GPS、みちびき、気圧・高度で、方位センサーは持たない。防水性能は10気圧だ。