JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は14日、Adobe ReaderおよびAdobe Acrobatの脆弱性に注意を喚起した。脆弱性を悪用したコンテンツを開いた場合、リモートからの攻撃により、Adobe ReaderやAcrobatが不正終了したり、任意のコードが実行されたりする恐れがある。米Adobe Systemsは現地時間2月13日、脆弱性を修正した最新版ソフトウェアを公開しており、JPCERT/CCは速やかな適用を呼びかけている。
今回提供された最新版Adobe ReaderおよびAcrobatでは、40件以上の脆弱性が修正された。影響を受けるバージョンは下記となる。
Acrobat DC (Continuous Track)
Acrobat DC (Continuous Track) 2018.009.20050およびこれ以前(Windows、Mac)
Acrobat Reader DC (Continuous Track) 2018.009.20050およびこれ以前(Windows、Mac)
Acrobat DC (Classic Track)
Acrobat DC (Classic Track) 2015.006.30394およびこれ以前(Windows、Mac)
Acrobat Reader DC (Classic Track) 2015.006.30394およびこれ以前(Windows、Mac)
Acrobat 2017
Acrobat 2017 2017.011.30070およびこれ以前(Windows、Mac)
Acrobat Reader 2017 2017.011.30070およびこれ以前(Windows、Mac)