俳優・鈴木亮平が主演を務めるNHK大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合 毎週日曜20:00~20:45ほか)の新出演者発表会見が14日、東京・渋谷の同局で行われ、一橋(徳川)慶喜役の松田翔太、橋本左内役の風間俊介ら新キャスト10人、そして鈴木と制作統括・櫻井賢氏が出席した。

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    左から松田翔太、鈴木亮平、風間俊介

松田は、3回目の大河出演を「本当にうれしく思っています」と喜び、「鈴木さんが作っている現場は温かくて和やか。途中からだったんですけど、すごくやりやすい空気でやらせてもらっています」と現場の雰囲気を説明。「一橋はちょっと変わった切り口から入っていくので最初戸惑いもありましたが、最後の将軍を素直に演じていけたら」と意気込みを語った。

大河初出演の風間は「初めての大河が『西郷どん』で良かったと感じながら撮影させてもらっています。鈴木亮平君が作る空気が、器が大きくてみんなを包み込むような空気で、のびのびとやらせてもらっている」と感謝。鈴木演じる西郷吉之助(隆盛)と深い絆で結ばれ、慶喜将軍擁立に奔走するという役どころだが、「僕らなりの、僕と亮平君の中で出す、これが2人の絆だったというものがみなさんに伝わったらいいなと思います」と話した。

劇中では吉之助、慶喜、左内の3人のシーンが多く描かれるようで、風間は「3人で並んで歩くと三者三様と言いますか、主人公がいて、力持ちの大男がいて、頭脳のある小っちゃい者がいるという、物語の黄金比率のようなものを感じています」としっくり感じている様子。鈴木も「全くその通りですね。なんか見たことのあるトリオだなって。"凸凹トリオ"で動いております」とうなずいた。

松田は「なぜか僕がリーダーみたいな感じで」と、"殿"役ということでリーダー的な存在になっているという。また、「セリフの合間にちらっと彼ら(鈴木と風間)を見ると、目を合わせてうなずいたりしている」と微笑ましい現場の様子を明かし、「可愛らしい2人に囲まれて幸せです」と優しい笑顔でコメント。鈴木と風間は目を合わせてその様子を再現し、会場から笑いが起こった。

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会見には、鈴木、松田、風間、櫻井氏のほか、桂小五郎役の玉山鉄二、13代将軍・家定の母・本壽院役の泉ピン子、祇園の芸妓おゆう役の内田有紀、富堅の妻・里千代金役の里アンナ、小松帯刀役の町田啓太、川口雪篷役の石橋蓮司、ユタ役の秋山菜津子、土持政照役の斎藤嘉樹が出席した。

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