レノボ・ジャパンは14日、グラフィックスにGTX 1050 Tiを採用し、Windows MRに対応した15.6型ノートPC「ideapad 720S」を発表した。同日から販売開始し、直販価格は税別164,800円から。
RAWデータの画像処理や動画編集など、負荷の高い作業を行うユーザー向けに、グラフィックスを強化したハイエンドノートPC。本体の厚さは17.95mmと薄く、一方でバッテリ駆動時間はIntel Core i5搭載時で最大12.2時間(JEITA 2.0)を実現した。本体はアルマイト加工のアルミ製で、ディスプレイは狭額縁デザインを採用する。
機能面ではUSB Power Delivery/Thunderbolt3対応USB Type-Cポートや、Dolby ATMOS対応のJBLスピーカー、指紋センサーなどを搭載。直販サイトではBTOカスタマイズが可能で、プロセッサは第7世代の標準電圧版Intel Core i7/i5を選択可能。また、メモリやストレージ容量も変更できる。
量販モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i5-7300HQ(2.50GHz)、メモリが8GB(4GB×2)、ストレージが256GB SSD(PCIe NVMe/M.2)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1050 Ti 4GB GDDR5、ディスプレイが15.6型液晶(1,920×1,080ドット)など。OSはWindows 10 Home 64bit。
インタフェースはUSB 3.1 Type-C(USB Power Delivery、Thunderbolt3、DisplayPort出力対応)×1、USB 3.0 Type-C×1、USB 3.0×1、microSDカードリーダーなど。通信インタフェースはIEEE802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1。
本体サイズはW358.8×D243.5×H17.95mm、重量は約1.9kg。カラーはシルバー。上記仕様から、CPUをIntel Core i7-7700HQに、メモリを16GB(8GB×2)に、ストレージを512GBに変更した上位モデルも用意される。