平昌五輪で金メダル最有力といわれているスピードスケート「女子団体パシュート」。14日に放送される『NHKスペシャル』(NHK総合22:00~22:49)では「金メダルへの道 "一糸乱れぬ"挑戦 女子団体パシュート」と題し、悲願への道のりを伝える。
3人が隊列を組み、空気抵抗が大きい先頭を交代しながら2,400メートルを滑るパシュート。日本チームは今シーズンのW杯で3戦3勝、すべて世界記録を塗り替えるという快進撃を続けているが、金メダル争いはスケート王国・オランダとの一騎打ちだ。
オランダは個人種目トップ5の選手が並ぶ一方、日本は個人1,500メートルで銀メダルを獲得した高木美帆以外は世界トップ10すら入っていない。日本はこの実力差を、年間約300日帯同するチーム練習で培った2つの武器、「一糸乱れぬ隊列」と「高速の先頭交代」で覆す。
番組では、ゴープロやVR、最新のコンピューターシミュレーション技術などを駆使して日本チームの戦略と滑りを徹底解剖。今シーズン、金メダル獲得の秘策を練って賭けに出た日本チームを取り上げる。