NTTドコモはこのほど、スマートフォン(以下、スマホ)を持つ子供を対象に実施した調査結果を発表した。調査期間は2018年1月19~25日、調査対象はスマホを所有する12~18歳の個人、有効回答は1,204人。
8割超が「勉強にスマホは有効」
勉強時のスマホの活用法を尋ねたところ、「特に勉強には活用していない」との回答は11.7%にとどまり、約9割の子供が何らかの形でスマホを勉強に活用していた。またスマホは勉強に有効だと思うかとの問いに対しては、81.2%が「有効だと思う」と答えた。
勉強時のスマホの活用法について詳細をみると、「わからないことをネットで調べる」が最も多く80.2%。次いで「わからないことを友達や知人に聞く」が45.3%、「読書アプリを活用する」が36.7%、「勉強用アプリを使用する」が29.0%、「分からないことをネット上で不特定多数の人に聞く」が15.9%となった。
TwitterやInstagramなどのSNSの活用法を聞くと、「ひまつぶし」が58.3%、「趣味など情報収集」が56.3%、「友達との連絡手段」が54.7%と続き、SNSは「単なる情報発信の場所としてだけでなく、『連絡手段』として認識されている」(同社)ことがわかった。
スマホ(携帯含む)を持っていない友達とのコミュニケーションに不便さを感じるかとの問いに対しては、65.3%が「不便だと感じる」と回答。同社は「スマホは大人社会だけでなく、もはや子供社会においても必須のツールとなっているようだ」と分析している。