俳優の志尊淳が、3月10日にスタートする日本テレビのドラマ『ドルメンX』(毎週土曜24:55~ 全4話、※関東ローカル)で主演を務めることが13日、明らかになった。年内には劇場公開もされる。
このドラマは、高木ユーナ氏の同名コミックを映像化するもので、イケメン4人とドルヲタ女子の宇宙人が、「トップアイドルになったら、地球侵略できんじゃね?」と、本気でトップアイドルを目指す青春コメディ。劇場版は、この連ドラに、15年後の新撮シーンを追加したものとなる。
志尊はイケメン宇宙人の隊長役で、宇宙人メンバーに、イチイ役で浅香航大、ニイ役で小越勇輝、ヨイ役で玉城ティナ、サイ役で堀井新太。5人と友情を育む2.5次元ミュージカルのスター・実光修吾役で桐山漣。彼らを拾ってしまう芸能事務所の羽多野社長役で、徳井義実(チュートリアル)が出演する。
志尊は「ただのファンタジーではなく、普段なかなか気づけないような人間の温かみや優しさも感じることができる作品だと思いました。宇宙人らしいテンポやギャグ要素も満載ですが、ふとしたところに名言もあるので、ぜひ注目してほしいです」とコメント。アイドルとしてのダンスや歌唱の場面もあるそうで、「自分にとっても新しい役に全力で挑みました」と意気込む。
また、浅香は「久しぶりにすごい量の汗をかきました。おかげで痩せました(笑)」、小越は「僕の演じるニイも、役の色が濃くなっていきました」、堀井は「僕ら宇宙人を(ドルメンXを)応援したくなるような作品になっていると自負しております」、玉城は「最後には号泣で、大好きな作品になりました」、桐山は「努力することの必要さや人間の美しさを教えていく、彼らに影響を与えていく役柄です」、徳井は「おかしなドラマだなぁと思って読み進めましたが、知らないうちに感動してました」と話している。
脚本は樫田正剛氏、企画・演出を『しゃべくり007』を手がける藤森真実氏、監督を小室直子氏が担当。原作の高木氏は「この作品に関わってくださった全ての方々が誠実に愛とか熱とか感情を持って、お互いを『信じて』ドルメンXに向き合ってくださいました。そこには確かに『ドルメンX』の彼らは存在していて、こんな血肉のかよった作品は必ず、見た人の心に温かく、しっかりと、届くと確信しています」とメッセージを寄せている。