セイコーウオッチの高級時計ブランド「グランドセイコー」から、究極を目指して開発されたというクオーツムーブメント「キャリバー9F」をリメイク、搭載した、2機種の限定モデルが発売される。
シルバーダイヤルのSBGT241は、3月7日の発売で税別350,000円、世界限定1,500本。シャンパンゴールドダイヤルのSBGV238は4月20日の発売で税別500,000円、世界限定600本となる。後者のSBGV238は、全国の「グランドセイコーマスターショップ」で取り扱う。
今回の限定モデルは、キャリバー9Fの誕生25周年を記念したものだ。特別精度というキャリバー9Fは、年差がわずか±5秒という時間精度を誇る(気温5°C~35°Cにおいて腕につけた場合)。
SBGT241は、1993年のオリジナルモデルを踏襲し、柔らかなフォルムを採用。ケースサイズを37mmから39mmにするなど(厚さ10.9mm)、現代風にアレンジしている。ダイヤル全面に「GS」「9F」のパターンを型打ちし、隠された「9F25」のパターンも配置。裏ぶたには、「Caliber 9F 25th Anniversary Since 1993」、シリアルナンバー(No.0001/1500~1500/1500)に加えて、グランドセイコーを象徴する18Kイエローゴールド製の獅子の紋章をあしらう。
一方のSBGV238は、シースルーバックの裏ぶたが特徴。美しいゴールド仕上げのキャリバー9Fを眺められる。「Caliber 9F 25th Anniversary Since1993」と、シリアルナンバー(No.001/600~600/600)も印す。カラーリング以外のダイヤルデザインは、上記のSBGT241と同等だ。SBGV238のケースサイズは、外径40×厚さ10mmとなる。
共通の仕様として、ケースとブレスレットの素材がステンレススチール、風防がデュアルカーブサファイアガラス、防水性能が10気圧、耐磁性能がJIS耐磁時計1種。