NHK BSプレミアムで10日、『映像の世紀プレミアム』のシーズン最終話となる、第8集「アメリカ 自由の国の秘密と嘘」(19:30~21:00)が放送される。
『映像の世紀プレミアム』は、20世紀の歴史を豊富な映像で描いた大人気ドキュメンタリー番組『映像の世紀』(95~96年放送)、『新・映像の世紀』(15~16年放送)を再編集した番組だ。しかし単なる再編集番組ではなく、これまでのシリーズではなかった新しいシーンも満載となっている。
10日に放送される「アメリカ 自由の国の秘密と嘘」では、20世紀に「自由」という理想を掲げて超大国への階段を駆け上ったアメリカの裏側を描く。違法盗聴による秘密ファイルで歴代大統領を脅した初代FBI長官フーバー、フェイクニュースで戦争を煽った新聞王ハーストの支持を取り付けて大統領となったルーズベルト、ホワイトハウス執務室の録音テープによって大統領の権威を失墜されたニクソンなど、「自由の国」の秘密と嘘、人々の暗躍とスキャンダルに覆われた一面を取り上げる。
またナレーションは、『映像の世紀』の元NHKアナウンサーの山根基世氏と『新・映像の世紀』でナレーションという新境地を切り開いた俳優の山田孝之が担当する。