プラネットはこのほど、「入浴に関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は2017年12月20日~2018年1月12日、インターワイヤードが運営するネットリサーチ「DIMSDRIVE」のモニター3,946人を対象にインターネットで実施したもの。
ふだんどのように入浴することが多いか、春・夏と秋・冬のシーズンごとに尋ねたところ、春・夏、秋・冬ともに最も多かったのは「湯船につかる」だった。春・夏では44.2%、秋・冬では68.8%と、秋・冬の方が24.6ポイントも高い。
男女別・年代別にみると、いずれのシーズンでも、男女ともに「湯船につかる」が最も高かった。年代が低いほど「シャワーのみ」が多く、20代では、秋・冬でも「シャワーのみ」が38.6%と4割近くを占めている。しかし年代が高くなるほど「湯船につかる」が多く、60代・70代以上では、春・夏でも「湯船につかる」が50%前後を占めた。
入浴時にいつもやることは何か尋ねると、1位は「体を洗う」(94.9%)、2位は「髪を洗う」(92.1%)、3位は「顔を洗う」(84.3%)だった。
男性に多い「ひげそり」と女性に多い「ムダ毛処理」を除いた項目のうち最も男女差が大きかったのは、「浴槽・浴室・排水口の掃除」(男性16.8%、女性28.9%)だった。女性は「マッサージをする」「毛染め・脱色」「スキンケア・美容ケア」という回答も男性より高く、入浴中に浴室の掃除や自分自身のケアをしている人が多いことがわかった。
「湯船につかる」と答えた人に、ふだん入っているお湯の温度と湯船につかる時間を、シーズンと入浴スタイル別に尋ねた。その結果、湯温は、春・夏では半身浴・全身浴ともに「39~40度くらい」、秋・冬では「41~42度くらい」が最も多かった。湯船につかる時間は、春・夏では「5~10分くらい」、秋・冬では「10~20分くらい」が多い。
「湯船につかる」と回答した人に、入浴剤やアロマオイルなどを使っているか聞くと、54.1%が「いつも使う」または「ときどき使う」と回答した。男性では「使う」の合計が47.5%であるのに対し、女性では64.0%で、女性のほうが男性より入浴剤やアロマオイルを使っている人が多いことがわかった。
使っている入浴剤の種類を聞くと、「粉タイプ」が65.5%で最も多く、次いで「大きな発泡タブレット・バスボム」(44.8%)、「発泡つぶタイプ」(21.1%)となった。「バスソルト」「液体タイプ」は男性よりも女性の回答が多くなっている。