日本マクドナルドは2月7日、『“凄”「チキンタツタ」』と『“凄”「チキンタルタ」』を全国の「マクドナルド」店舗にて販売開始した。発売以来27年間変わらず愛されてきた「チキンタツタ」と、そのライバルとして昨年登場した「チキンタルタ」が、ともに“凄”の1文字を冠してリニューアル。一体どれほど凄いのか、実際に食べて確かめてみた。
チキンタツタは27年目にして初リニューアル!
まずは生まれ変わった『“凄”「チキンタツタ」』(380円)から実食。ビジュアル面での変化は特に見当たらない。
リニューアルした点は、味の要となるクリーミーなソース。使用する卵黄を1.5倍に増量し、よりコク深いリッチな味わいにアップデートされている。
柔らかなチキンパティは、これまでと同じものを使用。プリプリの食感に、生姜醤油の風味が香ばしい。よりマヨネーズっぽさが加わったソースと、ほのかに甘みが感じられるバンズとのコンビネーションも抜群で、均整のとれた味にまとまっている。
パッケージの裏蓋に目をやると、「次はタルタ タベテ」というメッセージが。お言葉に甘えて、次は『“凄”「チキンタルタ」』(380円)を食べてみることに。
チキンタルタの方が満足感高め!?
昨年初登場し、タルタルソースの具材感と濃厚なたまご感が好評を博した「チキンタルタ」も、同じタイミングでリニューアルを行った。こちらはタルタルソースのたまごを1.5倍に増量。見た目も心なしかボリューミーになっている気がする。
チキンパティやバンズは「タツタ」と共通だが、タルタルソースが加わることで一気に食べ応えがアップする。たまごの白身やピクルスの歯ごたえもしっかりと感じられ、より一層リッチな仕上がりに。
「タツタ」と「タルタ」、たしかにどちらも“凄さ”は感じられたが、同じ値段であれば後者の方が食べ応えもあり、リッチな気分を味わえるように思えた。パッケージの裏蓋には、案の定「次はタツタ タベテ」の文字が。無限ループに足を踏み入れる一歩手前で、「チキンマックナゲット」ルートへエスケープ。両商品の販売期間中は、ナゲットでもこの2種類の味が楽しめるのだ。
「チキンタツタ」の味を再現したしょうが醤油ソースと、「チキンタルタ」の味を再現したタルタルソース、昨年人気だった2種のソースが再登場を果たした。これはこれで交互に食べていると止まらなくなる、さっぱりとこってりの対比がナイスな逸品だ。
これらの商品は、史上初となる「朝マック」での販売も行われている。「タルタ」の方が食べ応えはあるが、朝はさっぱりと「タツタ」で、というチョイスもできるのが嬉しい。販売期間は3月初旬までの予定。「リニューアルしなくても十分おいしいのに…」と思っている人もまずは試しに食べてみて、その“凄さ”を体感してほしい。