レノボ・ジャパンは2月7日、2016年12月から2017年10月にかけて製造されたノートPC「ThinkPad X1 Carbon」第5世代モデルの一部について、無償点検を行うと発表した。

同社によると、2017年に発売した第5世代ThinkPad X1 Carbonの一部において、製品内で外れたネジにより内蔵バッテリが破損し、異常発熱を引き起こす可能性があるという。これまで全世界で3件(うち日本で1件)、バッテリの異常発熱によって製品が破損する事例が確認されている。3件とも、発熱による発火や人的被害は出ていない。

  • ThinkPad X1 Carbon

    ThinkPad X1 Carbonの2017年モデル

点検で異常が見つかった場合は、無料で内蔵バッテリの交換と修理を実施する。無償点検の対象となる機種は、マシンタイプが「20HQ」「20HR」「20K3」「20K4」となっているもの。マシンタイプの識別は、本体底面に貼られているラベルから確認可能だ。また、レノボ・ジャパンのWebサイトでも確認が行える。