メルセデス・ベンツ日本は5日、「Eクラス クーペ」の装備内容を変更して発売した。テレマティクスサービス「メルセデス・ミー・コネクト」を全モデルに標準装備し、24時間緊急通報サービスなどを無料で利用できる。

  • メルセデス・ベンツ「Eクラス クーペ」

「Eクラス クーペ」は自動車が通信することにより利便性を向上させるテレマティクスサービス「メルセデス・ミー・コネクト」を全モデルに標準装備する。「24時間緊急通報サービス」などを最長10年間無償で提供する「安心安全サービス」をはじめ、「快適サービス」「おもてなしサービス」の3つのサービスを利用できる。

「安心安全サービス」は、エアバッグやシートベルトテンショナー作動時、あるいは車内のSOSボタンを押したときに自動的にコールセンターに連絡し、消防に出動要請する「24時間緊急通報サービス」を中心とするサービス。24時間故障通報サービスも含まれる。

「快適サービス」はスマートフォンとの連携機能を実現。ドアのロック、アンロック操作や走行距離、燃料計、平均燃費などの確認がスマートフォンの専用アプリで可能になる。運転手が車外から車両の車庫入れ/車庫出しをスマートフォンで操作するリモートパーキングアシストも利用できる。「おもてなしサービス」は、車内から専用ボタンを押すだけで専門のオペレーターが24時間365日対応する「メルセデス・ベンツ 24時間コンシェルジュサービス」などを提供する。

「Eクラス クーペ」の価格は、「E200 クーペ」が700万円、「E300 クーペ スポーツ」が855万円(どちらも税込)など。