本田技研工業(ホンダ)は5日、レジャーモデル「クロスカブ110」の外観を一新するなどモデルチェンジを行うとともに、50ccエンジンを搭載した「クロスカブ50」を新たに設定し、2月23日に発売すると発表した。

  • 「クロスカブ110」

  • 「クロスカブ50」

「クロスカブ110」はアウトドアテイストあふれるスタイリングと装備で、通勤・通学からレジャー用途まで幅広い層から支持されるモデル。今回のモデルチェンジで、よりアクティブなイメージを高める外観デザインに一新した。

具体的には、レッグシールドを廃止することで軽快感を演出するとともに、新たに採用したLEDヘッドライトを囲む特徴的なヘッドライトガードや、スリット入りのマフラーガード、マットブラック塗装のホイールリムにセミブロックタイプのタイヤを採用するなど、堅牢な雰囲気をより高めている。新たにタンデムステップを装備することで、2人乗りにも対応した。

エンジンは「スーパーカブ110」に搭載されている、タフネス性や静粛性に優れ、上質な変速フィールを実現した空冷・4ストローク・単気筒エンジンを採用。カラーリングはカラフルな「パールシャイニングイエロー」と「マグナレッド」に加え、アウトドアシーンに映える「カムフラージュグリーン」の3色を展開する。

「クロスカブ50」は、「クロスカブ110」と同様のスタイリングに、取り回しやすさに寄与する小径14インチタイヤと、足つき性の良さに配慮した形状のシートを採用することで、より身近でフレンドリーなモデルに。エンジンは「スーパーカブ50」に搭載されている、優れたタフネス性と静粛性、上質な変速フィールを実現した空冷・4ストローク・単気筒エンジンを採用。カラーリングは鮮やかな「マグナレッド」と落ち着きのある「クラシカルホワイト」の2色を展開する。

価格は「クロスカブ110」が31万円、「クロスカブ50」が27万円(ともに税込)となっている。