動画配信サービス「TSUTAYA TV」のオリジナル作品『海外 BLACKROAD』の配信を記念して4日、東京・渋谷の代官山蔦屋書店でイベントが行われ、海外の裏事情取材の第一人者であるジャーナリスト・丸山ゴンザレス氏が海外での心得を披露した。

  • 左から丸山ゴンザレス、和田虫象、嵐よういち、成瀬心美

    左から丸山ゴンザレス氏、和田虫象氏、嵐よういち氏、成瀬心美

丸山氏はTBS系バラエティ番組『クレイジージャーニー』(毎週水曜23:56~)の出演でもおなじみ。同番組で丸山氏はマンホールタウンや銃密造村、スラム地帯に潜入したり、メキシコ麻薬戦争を取材したりと、まさに"クレイジー"な旅を続けている。

『海外 BLACKROAD』はそんな丸山氏が旅行作家の嵐よういち氏、フリーライターの和田虫象氏、アシスタントMCのタレント・成瀬心美とともに、これまで未公開であったお互いのアーカイブ映像/資料を基に、その体験を語る”裏”海外旅行番組だ。

イベントで丸山氏は、「1カ月程度の長旅をする人は3日分の衣服を用意して、その3日の間に1回洗える衣服は用意している。長旅する人は、洗濯用に釣り用のバケツを持っている人もいて、荷物をなるべく圧縮する努力をしている」という長旅のヒントになるコメントも。

さらに「海外で食事をする際に気をつけた方が良いことは?」という質問を受けると、「皆さん、火が通っている料理は安全だと思っているけど、油で揚げているのと、火を通すのは違っていて、海外では油が悪くなっている可能性が高いので、揚げた料理には気をつけて欲しい。でも、海外の薬は効き目が強い場合が多いので、服用には十分にご注意下さい」とのアドバイスをしていた。

しかし丸山氏自身は仕事柄、「海外でモノを食べる時はリスクを取る必要があるが、旅行ジャーナリストとして、料理の匂いとか味は体験しないと書けないからリスクを取ってでも、食べる」とのことだ。

  • イベントの様子
  • イベントの様子