一日の喫煙本数は「5本以上10本未満」が最多回答
面倒な仕事が一段落したとき、クライアントとの打ち合わせが終わったとき、食事の後でちょっとまったりしたいとき……。喫煙者はさまざまなシーンで一服する。おおよそ一日に吸う本数は決まっている人が多いだろうが、その日の仕事などの都合によって当然、その数も増減する。一日中オフィスにこもってデスクワークをしていたら喫煙室に行きやすいが、タイトなスケジュールで外回り営業をする日は、ゆっくり一服もしていられないはずだ。
では実際、喫煙者はどのようなタイミングでタバコを吸う機会が多いのだろうか。今回、マイナビニュースの会員294名に一日に吸う本数と併せて聞いてみたので紹介しよう。
Q.平均して、一日におよそ何本のたばこを吸いますか
1位: 5本以上10本未満(24.5%)
2位: 15本以上20本未満(22.8%)
3位: 10本以上15本未満(18.7%)
4位: 1本以上5本未満(16.0%)
5位: 20本以上25本未満(8.5%)
Q.どのようなタイミングで吸う機会が最も多いですか
食後
・「脂っこいものをお腹一杯食べた後にコーヒーを飲むと、無性に吸いたくなる」(58歳男性/放送・新聞/クリエイティブ関連)
・「食後の一服が大好きでよく吸っている。心が和み気分が落ち着くから」(60歳男性/その他/事務・企画・経営関連)
・「昼食と夕食後の一服は、ストレス解消の意味でも至福の時になっている」(57歳男性/その他金融/営業関連)
お酒の席
・「お酒の席でのみ喫煙している」(60歳以上男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)
・「普段はあまり吸いません(1~2本)が、アルコールを飲むと本数が増えます」(44歳男性/重電・産業用電気機器/技能工・運輸・設備関連)
・「お酒を飲みながら。手持ち無沙汰になるから」(37歳男性/その他/その他
)
イライラしたとき
・「イライラしたりうまくいかないことがあったりすると気分転換を図るために吸うことが多い」(27歳女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「株が下がってイライラしたとき」(32歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)
・「イライラしたときにストレス解消のため」(54歳男性/その他/その他)
ビジネスシーン
・「仕事や用事が一段落ついた状態のタイミングで吸っている」(46歳男性/旅行・観光/販売・サービス関連)
・「仕事で発想力が必要なとき」(49歳男性/ソフトウェア・情報処理/営業関連)
・「オフィスで仕事をしていて、リフレッシュしたいとき、一息つきたいときに吸うことが多い。また、何か一仕事終えたときや目的を達成したときにも吸いたくなる」(41歳男性/システムインテグレータ/IT関連技術職)
休憩中
・「工場で仕事をしていて体力的に疲れるので、わずかの休憩時間にストレス解消のために吸うことが多いです」(49歳男性/鉱業・金属製品・鉄鋼/技能工・運輸・設備関連)
・「昼休みの休憩のときに、午後からの仕事に気合いを入れるため」(41歳男性/その他/その他)
・「休憩時間に所定の喫煙所で気持ちを落ち着かせるため」(43歳女性/広告・出版・印刷/事務・企画・経営関連)
その他
・「現実から目を背けたいときに吸います」(48歳男性/商品取引/その他)
・「パチスロを打っているときがおいしい」(43歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)
・「眠いときに吸う」(48歳男性/その他/その他)
・「気分的に不安定になったり、落ち込んだりしたときに安定させるために吸うことが多い」(32歳女性/銀行/事務・企画・経営関連)
・「朝起きてすぐに吸いますよ! 朝の一服は最高にうまいですからね」(45歳男性/その他/その他)
■総評
一日に吸う本数のボリュームゾーンは「5本以上10本未満(24.5%)」と「15本以上20本未満(22.8%)」だった。ペース的に言うと、「2日で1箱」ないしは「1日1箱」といった人が多いようだ。
また、タバコを吸うシーンとしては「食後」と「休憩中」の2つが目立ち、平日のランチ後や仕事の休憩時間など、決まった時間・タイミングで一服をしているビジネスパーソンが多いことがうかがえた。また、「仕事で考え事をしたり、行き詰ったりしたときに吸う」など、タバコを自分の思考を整理するための時間に充てている人もみられた。
※写真と本文は関係ありません
調査時期: 2018年2月2日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 294名(男性225名 女性69名)
調査方法: インターネットログイン式アンケート