カワサキモータースジャパン(川崎重工グループ)は3月1日、レトロスポーツモデル「Z900RS」のバリエーションモデル「Z900RS CAFE」を発売する。
「Z900RS CAFE」は、カワサキの歴史的な名車である「Z1」のDNAを受け継ぎ、クラシカルなスタイリングと高い走行性能をあわせ持つ「Z900RS」をベースに、フロントカウルやブラック塗装仕上げのローポジションハンドルや専用の段付きシートを装備し、よりスポーティな雰囲気を高めたカフェレーサー仕様のモデルとなる。
車体のデザインには専用のカラー&グラフィックを採用し、「Z1」から着想を得たティアドロップフューエルタンクやエンジンカバーをはじめ、細部までこだわりが盛り込まれている。カラーは「ヴィンテージライムグリーン」と「パールストームグレー」の2色を展開する。
エンジンはカワサキ伝統の並列4気筒を搭載し、低中速回転域でのトルクを重視した特性でパワーと扱いやすさを両立。エンジンカバーはすべてアルミダイキャスト製となり、特有の光沢が高級感を演出する。サスペンションには倒立フロントフォークとホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションを装備し、高いスポーツ性と快適性を獲得した。
ライダーサポート技術、カワサキ・トラクション・コントロールやマルチファンクション液晶パネル、LEDヘッドライドなどのテクノロジーや装備も採用。ストリートやツーリング、スポーツ走行などさまざまなシーンでレトロモダンな魅力を十分に感じられるモデルに仕上げた。「Z900RS CAFE」の価格は135万円(税込)。