freeeは2月5日、仮想通貨取引における損益計算を簡単に行える新サービス「会計freee for 仮想通貨」の提供を開始した。これにより、仮想通貨の確定申告を行う人に対するサポートを強化するという。
仮想通貨取引における確定申告をサポート
同サービスは、国税庁が発表した「仮想通貨に関する所得の計算方法等について」に基づき、対応取引所から取得したcsvデータを基に損益計算を行う。利用許諾を取得している外部サービス(Bitcoincharts)の過去レート情報を元に計算し、取引所ごとに損益通算の参考値を算出する。
仮想通貨の売却や仮想通貨トレードの利益計算に対応するほか、取得価額の計算については総平均法に対応する。また「クラウド会計ソフト freee」と合わせて利用することで、確定申告書類への反映まで簡単に行えるという。
2月5日時点の対応取引所はbitFlyerとbitbankの2カ所。利用料金は無料だが、確定申告書類への反映には、別途「クラウド会計ソフト freee」の個人事業主プランを利用する必要がある。