俳優の山崎育三郎が、MCを務めるカンテレ・フジテレビ系バラエティ番組『世界の村のどエライさん』(毎週月曜22:00~)での"VTR振り"にミュージカルの要素を取り入れていることを明かした。
世界にある"村"に焦点を当て、その村人の暮らしや日本との文化の違いを探っていく同番組。きょう5日の放送では、シンガーソングライターのダイスケが、インドネシアにある「アイデア一つで貧困層から抜け出した村・カンポンペランギ村」を訪問する。
つい最近まで、その村がスラム街だったが、今は建物すべてが虹色にペイントされたカラフルな村の光景が。訪れた観光客がフォトスポットで撮影した写真をSNSで拡散すると、次々と世界中から観光客が訪れるようになったという。
このアイデアを提案したのは、村の中学校の校長を務めるスラメットさんで、山崎は「スラメットさんの行動力が素晴らしかった。自分の休みを使ってまで活動をし、半年足らずで世界中から注目されて、観光客も増えた。そのおかげで村が潤い、『街をきれいにしよう』という、村人たちの意識も変えたというのはすごいアイデアだし、感動しました!」と感想。「今回の村のように、『この地域はこの色合いにする』というルールを決めたら、東京も、さらに世界から注目されるんじゃないかなと思います」とアイデアを披露した。
また、「僕がテレビに出させていただくきっかけも、もっとミュージカルを知ってもらいたいという気持ちからでした。そのためには、ミュージカルという世界から踏み出すことによって、いろんな場面で僕を知ってくださった方がミュージカルに興味を持ってくれたらという思いでやっています」と説明。「ですから番組内でもミュージカルの要素を取り入れた"VTR振り"をやっています(笑)。ぜひそこも注目してください!」と予告した。