「good!アフタヌーン」(講談社刊)で連載中の濱田浩輔氏による青春バドミントンコミック『はねバド!』のTVアニメ化が決定! アニメティザービジュアルやティザーPV、メインスタッフ&キャスト情報が公開された。放送開始は2018年夏の予定。
『はねバド!』は、女子バドミントンをテーマに、県立北小町高校バドミントン部の軌跡を描く物語。運動神経抜群だが、なぜかバドミントンを避ける1年生「羽咲綾乃」。日本一を目指し、日夜練習に明け暮れる3年生の「荒垣なぎさ」を中心に、部を支える仲間やコーチ、そして個性溢れるライバルたちが物語を紡ぐ。
ティザービジュアルには、「羽咲綾乃」(左)と「荒垣なぎさ」(右)、2人のヒロインの躍動感あふれる迫力の試合シーンが描かれている。
また、あわせて公開されたティザーPVでは、スピード感のあるバドミントンの試合描写や、豊かな表情で描かれるキャラクター達の印象的な姿を観ることができる。
本作のアニメ化にあたり、監督は江崎慎平氏、シリーズ構成は岸本卓氏、キャラクターデザインは木村智氏、音響監督は若林和弘氏、音楽は加藤達也氏、そしてアニメーション制作はライデンフィルムがそれぞれ担当。
注目のキャスト陣は、メインヒロインの羽咲綾乃役が大和田仁美、荒垣なぎさ役が島袋美由利に決定している。
●TVアニメ『はねバド!』スタッフ&キャストコメント
■原作者・濱田浩輔氏
まず連載を支えて下さった読者の皆様に感謝します。アニメのお話を頂いた時はとにかく驚きました。話が進むにつれ監督、プロデューサーの作品に対する情熱を伺い、原作者として心打たれ、全てお任せする事に決めました。制作スタッフの熱意がこもった、素晴らしい作品になることを期待しています。個人的にはアニメならではの、実際に動く試合描写を楽しみにしています。より多くの方々が映像作品としての「はねバド!」を楽しんで頂けたら幸いです。
■監督・江崎慎平氏
あなたは高校生の頃、どんな毎日を過ごしていましたか?原作の「はねバド!」を読んだとき、私はサッカーに明け暮れていた自身の高校時代を思い出さずにはいられませんでした。この作品には、青春時代を生きる若者にとっての普遍的な感情や想いが込められています。アニメーションでバドミントンを表現する、その大変さとやりがいの両方を味わいつつ、今は、キャラクターたちの葛藤や焦燥や喜びの美しさを皆さんにお届けできるように、頼もしい仲間たちと一歩ずつ前に進んでいます。
■シリーズ構成・岸本卓氏
"バドミントンをアニメーションで表現する"。いったいどんな映像になるのか僕自身も楽しみです。監督である江崎さんの描いた第1話の絵コンテをおそるおそる覗いてみると、そこにはとんでもないバトルシーンが……!努力と才能、プライドとコンプレックス、希望と絶望、復讐と赦し……いろんな思いをシャトルにのせて女の子たちが躍動します。乞う、ご期待!
■羽咲綾乃役・大和田仁美
――アニメ「はねバド!」への出演が決まった時のお気持ちを教えてください。
すごく驚きました。オーディションをやらせていただいたとき、もっと羽咲綾乃役を演じていたい...!と強く感じていたので、今回出演させていただけることになり、本当に本当に嬉しいです!!
――ご自分が演じるキャラクターへの、印象を教えてください
はじめは臆病で気が弱い子だと思っていましたが、原作を読み進めるにつれどんどん新たな一面が出てきて、印象も変わっていきました。明るく人懐っこくて負けず嫌いで、どこか不安定...不思議な子だなぁと。そこが惹き付けられますし、魅力的なキャラクターだなと思います。
■荒垣なぎさ役・島袋美由利
――アニメ「はねバド!」への出演が決まった時のお気持ちを教えてください
初めて決まった役ということもあり、報告をいただいても放心状態でずっとふわふわしていました。おめでとうと言っていただけてようやく実感が湧いて喜んだり、不安を感じたりと暫くは気持ちが落ち着かなかったです。
――ご自分が演じるキャラクターへの、印象を教えてください
本気でバドミントンをやっているんだなあと読んでいて感じました。スポーツをやって来なかった私には焦燥感も苦悩も危うさも全部キラキラしてみえて、プライドの高さも練習量を物語っているようでかっこいい子だなあと思います。
●TVアニメ『はねバド!』ティザーPV
TVアニメ『はねバド!』は2018年夏の放送開始予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。
(C)2018濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会