「ガンダム」シリーズのテレビアニメ最新作『ガンダムビルドダイバーズ』が、2018年春よりテレビ東京系列で放送されることが明らかになった。東京・台場のガンダムベース東京で2日、記者会見が行われた。
『ガンダムビルドダイバーズ』は、『ガンダムビルドファイターズ』(2013年)と『ガンダムビルドファイターズトライ』(2014年)の2作品を展開した「ガンダムビルドシリーズ」の最新作。幅広い年齢層のガンダムファンに好評を博した「ガンプラバトル」を、今までとは異なる世界観で繰り広げる作品になっているという。さらに作品に関連したガンプラをはじめ、カプセルトイ、食玩やフィギュア、家庭用ゲームソフト、携帯向けゲームアプリ、映像パッケージなどの商品展開も。商品化されるガンプラは、カプセルトイ、食玩といったシリーズの垣根を越えて、ミキシングやカスタマイズといった連動が楽しめるよりダイナミックな展開を予定しているという。
『ガンダムビルドダイバーズ』ストーリー
電脳仮想空間内で、ガンプラを使用したさまざまなミッションを楽しめる最新ネットワークゲーム「ガンプラバトル・ネクサスオンライン(GBN)」。臨海都市の中学校に通う14歳の少年ミカミ・リク(CV.小林裕介)は、運動神経がよく、何事もそつなくこなす反面、心から熱中できるものを探していた。GBNの最強ダイバーで、チャンピオンの称号をもつクジョウ・キョウヤのガンプラバトルを目の当たりにし、GBNの世界へ飛び込むことを決意する。リクは親友のヒダカ・ユキオ(CV.藤原夏海)とともに、同級生であるヤシロ・モモカ(CV.稗田寧々)を巻き込んで、その広大な世界へと踏み出すことになる。GBN内の住人「ダイバー」となった彼らは、ガンプラに対する不思議な感性をもつ少女サラ(CV.照井春佳)と出会い、彼女と行動をともにすることになる。従来と異なり、ネットワーク世界にダイブしてガンプラバトル行う点、さらに部隊システム「フォース」によるバトルやミッションなど、ガンプラバトルの多様性も物語に影響を与えていきそうだ。プロローグ映像によると、仮想空間でバトルが行われるため、バトルにもより切迫感が感じられる演出が見られた。
主人公・リクが使用するガンプラは、『機動戦士ガンダム00』に登場したダブルオーガンダムをベースにした「ガンダムダブルオーダイバー」。クジョウ・キョウヤが使用するガンダムは『機動戦士ガンダムAGE』のガンダムAGE-2をベースにした「ガンダム AGE II マグナム」だ。2018年4月には、「HGBD 1/144 ガンダムダブルオーダイバー」(1,080円/税込)がアニメ開始を記念した特別価格で発売される。それに先立ち3月には、「HGBD 1/144 ガンダム AGE II マグナム」(1,944円/税込)が発売。また、ガンプラの新シリーズとしてハロを立体化した「ハロプラ」シリーズがスタートし、2018年4月に「ハロプラ ハロ(ベーシックグリーン、ディーヴァレッド、シューティングオレンジ)」(各540円/税込)が発売される。
作品については現在、『ガンダムビルドダイバーズ』プロローグが公式サイトで無料配信されている。
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