ニチバンはこのほど、「冬の家事がんばりキズに関する調査」の結果を明らかにした。同調査は1月18日~22日、全国の20代~50代の男女600名を対象にインターネットで実施したもの。
家事がつらいと感じる時期について尋ねたところ、80.7%が「冬」と回答した。各家事に対し、どの程度つらいか尋ねると、最も多い回答は「風呂掃除」(64.1%)となった。2位は「食器洗い」(63.0%)、3位は「洗濯」(59.3%)で、水回りの家事が多く挙げられた。
冬の家事で嫌だと思うことを聞くと、「寒さ」(79.8%)が最も多かった。あかぎれやひび割れといった「手荒れ」(55.0%)、「乾燥」(37.8%)という回答も多くなっている。
現在、手荒れ(手湿疹、ひび割れ、あかぎれなど含む)をしているか尋ねたところ、全体の51.3%が「している」と回答した。手荒れしている割合を男女別にみると、女性は半数以上の59.7%、男性は43.0%だった。
手荒れしてしまった後のケアの有無について聞くと、「時々ケアする」が44.8%、「ケアしない」が22.0%だった。「毎回ケアする」は33.2%となっている。手荒れをしている人にどのようなケアを行うのかを尋ねたところ、最も多い回答は「ハンドクリームを塗る」(88.5%)だった。
続いて、夫婦間での家事分担割合を尋ねた。女性の認識では「夫1:妻9」(32.3%)が最も多く、次に「夫0:妻10」(27.7%)だった。一方、男性は「夫3:妻7」(24.0%)、「夫2:妻8」(23.7%)となっている。男性が自負している割合よりも女性は「男性は家事をしていない」と感じており、家事分担割合の意識は男女で差があることがわかった。