ソニー生命保険はこのほど、「47都道府県 生活意識調査」の結果を発表。鹿児島と佐賀の両県は、家事・育児に積極的な男性の多いことが分かった。

  • 鹿児島には家事メン・イクメンが多い!?(画像はイメージ)

同調査は、2017年11月7日~15日の期間、インターネット上で行われたもの。全国の20~59歳の男女4,700名(各都道府県100名)から回答を得た。

このうち、「夫もよく家事に参加している」という項目では、1位に「高知県」(44.0%)、2位に「神奈川県」(41.0%)、3位に「茨城県」(38.0%)、4位に「佐賀県」と「鹿児島県」(37.0%)がランクインした。

また「夫もよく子育てに参加している(いた)」では、「鹿児島県」(38.0%)が1位となった。次いで「岐阜県」(37.0%)、「群馬県」(36.0%)、「栃木県」「広島県」「佐賀県」(35.0%)が続いている。

  • 家事メン1位は「高知県」(44.0%)、イクメン1位は「鹿児島県」(38.0%)

同社は「鹿児島と佐賀の両県は、『夫もよく家事に参加している』でもトップ5入りしており、家事・育児に積極的な男性が多い様子がうかがえました」とコメントしている。

続いて全回答者に、教育に関する意見を2つ提示し、自分の考えがどちらにあてはまるかを聞いた。

まず「家庭での教育方針」では、「親が導いてあげたい」という意見に同意した人が多かった都道府県が、多い順に「奈良県」(34.0%)、「秋田県」「福島県」「東京都」(30.0%)、「三重県」「和歌山県」(29.0%)となった。一方「子どもの自由にさせたい」では、1位が「群馬県」と「福岡県」(46.0%)、3位が「滋賀県」(44.0%)、4位が「岩手県」(42.0%)、5位が「山梨県」(41.0%)となっている。

次に子どもが学ぶポイントについての考えをみると、「苦手を克服してほしい」という意見に同意した人が最も多かった都道府県は、「滋賀県」(30.0%)だった。次いで「東京都」(28.0%)、「千葉県」(27.0%)と続いている。

これに対し、「得意なことを伸ばしてほしい」は、1位「群馬県」「愛知県」「広島県」(45.0%)、4位「大阪府」「高知県」「長崎県」「沖縄県」(43.0%)となった。

  • 都道府県によって教育方針に大きく差が出た

「東京都」は、「親が導いてあげたい」「苦手を克服してほしい」両方で上位、他方群馬県は「子どもの自由にさせたい」「得意なことを伸ばしてほしい」両方で上位に入っており、同社は「この2地域は、子どもの教育についての考え方が対照的のようです」とコメントしている。