マイナビが運営する社会人女性向け情報サイト「マイナビウーマン」は2月2日、働く女性を対象とした「バレンタイン」に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2017年12月11~20日、有効回答は22~39歳のマイナビウーマン会員252人。

4人に1人が"忖度チョコ"の経験あり

会社のバレンタインで"忖度"したことがあるか尋ねたところ、4人に1人にあたる25.0%が「ある」と回答。具体的には「冬になるとやたらチョコレートの話題ばかり出す上司がいたので、女性職員全員で協力して準備した」(38歳)、「あまり迷惑にならず安くもなく高くもないもの」(34歳)といったエピソードが寄せられた。

  • 会社のバレンタインで"忖度(そんたく)"したことがありますか?

    会社のバレンタインで"忖度(そんたく)"したことがありますか?

会社でチョコレートをあげることに対しては、「あり」が71.0%、「なし」が29.0%と、大半が肯定的だった。また会社で「義理チョコ禁止」のルールがあると答えた割合は13.9%だった。

バレンタインにチョコレートを「買う」人は84.1%。渡す相手は、「夫・彼氏」が57.1%と最も多く、以下、「親」が25.0%、「男性の上司」が21.0%、「自分」が19.4%、「男性の同僚」が19.0%と続いた。上司よりも親に渡す方が多い要因について、マイナビウーマンは「家族とはチョコレートを贈った後に一緒に食べることができるため、美味しさを一緒に分け合いたいと思っている人が多いからかもしれません」と推測している。

チョコレートの予算を聞くと、「1,000円以上~2,000円未満」が29.7%で最多。次いで「2,000円以上~3,000円未満」が18.9%、「3,000円以上~5,000円未満」が13.2%となった。