エクスペディア・ジャパンは2月1日、2017年度社会人1年目を対象とした卒業旅行に関する調査結果を発表した。調査時期は2018年1月、調査対象は卒業旅行の経験がある今年度社会人1年目の個人、有効回答は400人。
男性の約3割が「インスタ映え」意識
卒業旅行の回数を尋ねると、55%が「2回以上」、45%が「1回」と回答。旅行人数については、女性は過半数の46%が「2人」、男性は79%が「3人以上のグループ(計)」と答え、男女で異なる傾向がみられた。
卒業旅行中に「インスタ映え」を意識して撮影したものを聞くと、1位「風景」(74%)、2位「同行者」(62%)、3位「観光スポット」(56%)、4位「グルメ」(55%)と続いたほか、5位に「自分」(50%)がランクイン。また「インスタ映え」を目的に卒業旅行先を決めた経験がある割合は男性では27%を占め、女性(15%)の約2倍に上った。
SNSで卒業旅行先について検索した経験がある人は61%。検索内容は、1位「どんな服装で行けばよいか」、2位「その場所の評判がよいか」、2位「その場所にいる人の多さ」などが上位に入り、「よりリアルタイムな情報を重視している」(同社)ことがわかった。
卒業旅行の予約方法についてみると、「オンライン(スマホ)」が40%と最も多く、次いで「店舗」が38%、「オンライン(PC)」が32%との結果に。また4割がLCCの利用経験があり、理由としては「旅費を抑えることができるから」が最多となった。