TVアニメ第6期として2018年4月より放送開始予定となっている『ゲゲゲの鬼太郎』だが、作品の安全とヒットを祈願して、鬼太郎役・沢城みゆき、目玉おやじ役・野沢雅子ら主要キャスト全員、そしてスタッフ、関係者ら総勢約100名が勢揃いし、東京都調布市の布多天神社を参拝した。

鬼太郎役・沢城みゆき、目玉おやじ役の初代・鬼太郎役を演じた野沢雅子をはじめ、ねずみ男役・古川登志夫、ねこ娘役・庄司宇芽香、犬山まな役・藤井ゆきよ、砂かけばばあ役・田中真弓、子泣きじじいとぬりかべの2役・島田敏、一反もめん役・山口勝平、ら主要キャスト全員がこの日初めて顔を揃えた。参拝後には水木氏の妻・武良布枝さんら関係者とキャストがお馴染みの鬼太郎の"ちゃんちゃんこ"を着て記念撮影を行い、早くも"チーム鬼太郎"のぴったりと息の合った様子が見られた。

一同が参拝した布多天神社は『ゲゲゲの鬼太郎』の原作者・水木しげる氏が調布に住んでいたこともあり、境内の奥にある杜が鬼太郎が住む森のモデルになったと言われている。今回、特別にその裏の杜(※1)を見学した後、沢城は「本当に鬼太郎が住んでいそうな場所。みんなで見ることができて、幸せなスタートです」、過去に鬼太郎の声を演じ、今回は目玉おやじの声を演じる野沢は「私にとっては、鬼太郎が成長してお父さんになったというような感覚です」とそれぞれ語り、さらに武良布枝さんからも「この企画の成功をひたすら祈念し、水木共々厚く感謝申し上げます」というコメントが寄せられた。

(※1)布多天神社の裏の杜は、通常立ち入り禁止のご神域であり、今回は特別な許可を得ての見学となっており、一般の方が布多天神社を訪問しても見学はできない。

■沢城みゆき(ゲゲゲの鬼太郎役)のコメント
ここ、布多天神社の裏の杜は、本当にこの木の上に鬼太郎の家がありそうだなっていう、そんな素敵な場所で、幸せなスタートが切れました。マコさん(野沢さん)、登志夫さん、真弓さんもいらして、(様々なアニメ作品で)強敵を倒してきた方たちばかり揃っているので、ものすごいパワーを感じました。世代的にも幅広いですし、本当ににぎやかなスタートになってうれしいな、と思いました。

■野沢雅子 (目玉おやじ役)のコメント
今日、初めてみんなで集まったんですけど、すぐにパッと団結できる感じがあって、もうずっと一緒にやっているかのような感覚がありました。鬼太郎が長年経ってお父さんになった、家族ができた、といううれしい気持ちでいます。でも、鬼太郎っていい作品ですよ。描かれるのは、人間の世界であって人間の世界ではないじゃないですか。私たちは、その両方を見られるから楽しいですよね。

TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』は、2018年4月よりフジテレビほかにて放送開始予定。各詳細は公式サイトにて。

(C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション