富士フイルムは1月31日、ミラーレスカメラ「X」シリーズ用の交換レンズとして、小型軽量の標準ズームレンズ「フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」を発表した。シルバーとブラックの2色を用意。3月15日より発売する。価格は41,500円(税別)。
焦点距離23~69mm相当(35mm判換算)の標準ズームレンズ。重量が約135gと「X」シリーズ用の交換レンズではもっとも軽量。同日発売のミラーレスカメラ「X-A5」と組み合わせても、総重量は約496gと軽い。
レンズ構成は9群10枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ2枚)で、高い解像性能を備えながらも、全長が44.2mmに抑えられている。電動ズーム機能を搭載しているので、動画撮影時にスムーズなズーミングも可能。広角端(23mm相当)での撮影では、レンズ先端から5cmの接写も行える。
レンズ内に光学手ブレ補正機構を内蔵し、ステッピングモーターによりAFの高速性と静粛性を両立する。主な仕様は以下の通り。
- フィルター径 : 52mm
- 絞り形式 : 7枚羽根 円形絞り
- 最短撮影距離(撮像素子面から) : 13cm~(広角)、35cm~(望遠)
- 最大撮影倍率 : 0.24倍
- 最大径 : 62.6mm
- 長さ : 約44.2~65.2mm
- 重さ : 約135g (レンズキャップを含まず)