ソフトバンクとLINEモバイルは1月31日、戦略的提携に向けての基本合意を発表した。LINEモバイルが実施する第三者割当増資をソフトバンクが引き受けるほか、LINEモバイルのMVNO事業推進に向けた業務提携を行う。
戦略的提携の詳細は今後両社で協議するが、第三者割当増資は2018年3月ごろ完了する予定で、この取引により出資比率はLINEモバイルが49%、ソフトバンクが51%となり、LINEモバイルがソフトバンク傘下に入る形だ。
LINEモバイルの代表取締役社長は引き続き嘉戸彩乃氏が務める。また、現在「LINEモバイル」を契約中のユーザーはこれまで通りサービスを利用できるとしている。
LINEモバイルは、2017年10月~12月の申し込み件数が前年同期比約2.3倍、2017年12月におけるユーザー1人当たりのサービス利用料が前年同月比約1.3倍に成長しているとして、好調な業績をアピールするが、さらなる成長を目指すためにソフトバンクとの戦略的提携に合意したという。