フォルクスワーゲン グループ ジャパンは30日、日本での「ザ・ビートル」の販売が2019年に終了することを受け、ファンへの謝意を表す「See You The Beetle キャンペーン」を実施し、その第1弾として限定車「ザ・ビートル サウンド」を発売した。
「ザ・ビートル」は、フォルクスワーゲンの原点であるオリジナル「ビートル(タイプ1)」の系譜を継ぐ3車種目となるモデルとして、2012年に日本市場に導入された。現在までに約3万5,000台を販売し、2019年に販売を終了することが決定している。
フォルクスワーゲンは日本販売終了にともなうファンへの感謝として、「See You The Beetle キャンペーン」を実施。その第1弾となる限定車「ザ・ビートル サウンド」は、プレミアムサウンドシステム「フェンダーサウンド」を搭載し、音へのこだわりと快適装備を充実させた。
「フェンダーサウンド」は8つのスピーカーとサブウーファー、400Wのパワーを誇るアンプを組み合わせ、車内で臨場感のあるサウンドを楽しめる。快適性を高める装備として、オートエアコン、リヤエンブレム内蔵リヤビューカメラも標準装備とした。エクステリアにはSOUNDバッジをフロントフェンダーに施し、専用の17インチアルミホイールを装着。オプションのバイキセノンヘッドライトも標準装備とした。
価格は294万円(税込)で、「ホワイトシルバーメタリック」を150台、「トルネードレッド」を150台、合計300台の限定販売となる。