マクロミルは1月30日、普段からのお金の管理について調べた「家計管理に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2017年12月21~22日、有効回答は20~69歳の個人2,000人。
確定申告の実施率は35.1%
2018年(2018年2月16日~3月15日)の確定申告について尋ねたところ、「初めて確定申告をする」人は5.5%、「確定申告をする、過去にも経験がある」人は29.6%で、実施率は計35.1%となった。
確定申告書類の提出方法を聞くと、「税務署に行って紙の書類で提出」は51.0%、「郵送で提出」は17.1%で、計68%が紙で提出すると回答。一方、「インターネット経由での申請(e-tax)での提出」は17.1%にとどまった。
「家計管理は主に自分自身がしている」人に対し、支出額の把握に使っているものを質問したところ、「紙の家計簿」が26.6%で最多。以下、「家計簿アプリ」が14.7%、「Excelでの管理」が12.4%と続いた一方、「何も使っていない」という人も41.5%いた。
家計簿アプリの利用率をみると、1位「マネーフォワード」(28.3%)、2位「Zaim(ザイム)」(13.8%)、3位「かけ~ぼ」(13.4%)との順に。また「その他」との回答も35.7%に上り、同調査では「自分に合ったアプリを其々の人が利用している」と分析している。
配偶者控除の制度改正については、「改正内容まで知っている」人は12.7%にとどまり、「改正されることを聞いたことがある程度」が最も多く52.0%を占めた。また「改正されることを知らなかった」は20.4%、「そもそも配偶者控除自体を知らなかった」は14.9%で、計35.3%が非認知となった。