アクティビティジャパンはこのほど、冬季期間(2017年12月~2018年3月催行)における訪日旅行者の予約状況をもとにまとめた冬季トレンド動向を発表。国籍別での人気の旅行先、人気のアクティビティが明らかになった。
「着物・浴衣レンタル」体験は、特にアジア便の就航が多い福岡空港を基点とした九州地方への旅行者から人気を得ていることがわかった。中でも、大分県湯布院周辺の着物レンタルは、旅のすき間時間で手軽に体験ができることから、香港から温泉目的で訪れる旅行者に支持されているという。
また、タイの旅行者は日本のテレビ番組やコミュニティサイトなど一般情報サイトから旅の情報を得る傾向が高く、「KIMONO」での検索が圧倒的に多いとのこと。場所は、観光地である浅草、鎌倉を選ぶ人が多い傾向が見られた。
アジア諸国においては、自国では見ることができない"雪"を使ったアクティビティが特に注目を集めている。新千歳空港からのLCCやチャーター便の就航増加に伴い、道内で体験できる「氷上ワカサギ釣り」やスノーアクティビティに予約が集中しているという。
また、台湾や中国本土からの旅行者においては、沖縄エリアが予約全体の約6割を占め、予約数ランキングの上位となっている。羽田空港から石垣島への増便や大型クルーズ船の宮古島への寄航の増加からか、特に宮古島・石垣島といった離島の予約数が半数を占めているという。