ティーピーリンクジャパンは1月30日、トライバンド接続に対応する超高速ゲーミング無線LANルーター「Archer C5400X」を発表した。4月上旬から発売し、店頭予想価格は50,000円(税込)前後。
5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nでの通信が可能なゲーミング用無線LANルータ。5GHz帯で2,167Mbps(理論値)×2系統、2.4GHz帯で1,000Mbps(理論値)×1系統という、トライバンド接続に対応。トータルで約5,400Mbps(理論値、1台の子機ではない)の通信を可能にしている。
メインのCPUには、1.8GHzで動作するクアッドコアのプロセッサを採用。さらに、コプロセッサー×3基、1GBのメモリとあわせて、データを高速に処理する。オンラインゲームのプレイを念頭に設計されており、安定した通信を確保するという。
8本の外部アンテナを装備し、Wi-Fi範囲を拡大する「レンジブースト機能」やビームフォーミングをサポート。最新のゲーム機と古いデバイスが混在する環境でも、平等に通信を行うように調整する「エアタイム フェアネス」を備える。また、VPNアクセラレーションによる通信も、従来モデルより高速化した。
本体には16GBのフラッシュストレージを内蔵するほか、USB 3.0×2基を備え、USBストレージなどの増設が可能。セキュリティ面では、トレンドマイクロが提供する「TP-Link HomeCare」によりネットワークを保護。アップデートも自動で行われる。
インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×8基(一部リンクアグリケーション対応)、WAN×1基を装備。Bluetoothを利用して本体の初期設定なども行える。本体サイズはW240.5×D240.5×H55.3mm、重量は1.5kg。