歌手で俳優の滝沢秀明が30日、都内で行われた東海テレビ・フジテレビ系主演ドラマ『家族の旅路 家族を殺された男と殺した男』(2月3日スタート、毎週土曜23:40~)の制作発表会見に登場。新年の特番で見せた火山探検にかけて「心の中は常に燃えてます」とドラマへの意気込みを語った。

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    (左から)横山めぐみ、遠藤憲一、谷村美月、片岡鶴太郎

このドラマは、滝沢演じる浅利祐介が、30年前に両親と祖父を惨殺した死刑囚の再審弁護人になってほしいと依頼され、事件に向き合うことで自身に関わる衝撃の事実が明らかになるというストーリー。

滝沢は、今月2日に放送された『クレイジージャーニー正月SP』(TBS系)で、ガチ過ぎる"火山探検家"の一面を披露して話題を集めたが、司会から「火山探検とドラマに相通ずる部分はありますか?」と聞かれ、「やっぱり本当の自分を知ることじゃないですかね」と回答。今作も"境遇に身を焦がす"という役柄で、「そこは共通してますね。(火山に)行って良かったです」と笑顔を見せた。

あの滝沢の姿には、共演の横山めぐみも感心しており、「このリーダーについていけば、このドラマは成功するなと思いました」とリスペクト。また、滝沢とドラマ『太陽の季節』(2002年、TBS系)以来の共演となる遠藤憲一は「昔から芝居は上手だったので、大人の色気もついてきて、より良いんじゃないですかね」と、役者としての成長を実感していた。

そんな滝沢は、今回初の弁護士役に挑戦。専門用語も多く、暇さえあれば台本を読み込む生活になっているそうで、「非常に難しいですね。弁護士として冷静な部分を保ちつつ、自分の案件もやらなきゃいけないということで、役づくりには苦労してます」と本音を吐露しながら、「事件に対して真剣に立ち向かっていく1人の男の成長物語という部分を意識して、最後までやりきりたい」と気を引き締めた。