アスリートタレントの武井壮(44)が、29日に放送されたTOKYO MXで放送された情報番組『バラいろダンディ』(毎週月~金21:00~21:54)で、ネットユーザーを訴えた横浜DeNA・井納翔一投手(31)についてコメントした。
番組では、26日発売の写真週刊誌『FRIDAY』の記事「横浜DeNA井納『嫁がブス』と書き込んだネット民を訴えた」を紹介した。井納はネット上の匿名掲示板で妻を中傷する書き込みを発見。通信会社に情報開示請求をして本人を特定し、名誉毀損で訴えたという。
このことについて意見を求められた武井は、「タレントじゃなく、まさかプロ野球選手が最初にこういうことをやるとは思わなかった」と驚き、「インターネットの掲示板も公共のものになってきた時代」と実感。「隠れてちょいちょいとした書き込みでも全世界の人に知れわたる可能性がある」と指摘した。
一方、漫画家の倉田真由美氏は「人を傷つける言葉は、大体の人は直接は言わないのにインターネット上だと匿名でそこのルールが破られる時代になった」「1回もそんな言葉を浴びないまま生きられるのが普通」「書かれた側が傷つくということを分からせるためにも、こういうことはもっとやっていいと思う」と主張。
タレントの梅宮アンナも「罰を受けるぐらい重いことだと分かってほしい」と語ると、武井は「抑止力になればいいよね」と期待を寄せて井納の行動を称えていた。