俳優の藤原竜也(35)が、28日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)に出演し、デビューのきっかけとなったエピソードを明かした。
藤原はこの日、俳優の吉田鋼太郎、溝端淳平と出演。3人は、蜷川幸雄三回忌追悼公演『ムサシ』(東京公演:2月11日~25日 Bunkamuraシアターコクーン/埼玉公演:3月3日~11日 彩の国さいたま芸術劇場)で共演する。
収録場所が池袋近辺だったようで、「久しぶり」と思い出の地を懐かしむ藤原。蜷川幸雄さん演出『身毒丸』のオーディションに池袋でスカウトされたのは有名な話で、吉田は「何してたの?」と興味津々。「遊んでました」「(オーディションを)受けて、それが始まり。蜷川さんと目黒で出会って」と答えるも吉田は「池袋で何をしてたの?」「そこを聞きたいんだよ」と食い下がる。
ここで溝端が「何となく僕は知ってます」と割って入り、「僕が知っているだけですよ?」と前置きしながら、「カラーギャングの抗争を見に行ったという……」と暴露。爆笑する吉田を前に、藤原は苦笑しつつ「そうです」「カラーギャングの大抗争があった。池袋東口で」と認めた。
当時、藤原の地元・秩父の学校ではこの話題で盛り上がり、「いくぞー!」と野次馬根性で池袋へ出向くことに。抗争を見届けて引き上げているところで運命的な出会いを果たした。「それで蜷川さんに毎日叩かれて……」と感慨深げな藤原。これを吉田は「そこから先はもう知ってるから」と遮って笑いを誘っていた。